ビジネスマン、OLのネタ帳になるトピックを、毎日お届け!キャッチアップしておきたいトレンドをランキング形式で紹介しながら、毎日ひとつの話題にフォーカスしていきます。

マラソンの世界6大大会における過去10年間の完走者数トップ3(2013/2/25)

カテゴリー:1110
null

月曜日は、「スポーツ」。


今日は、マラソンの世界6大大会における
過去10年間の完走者数トップ3をご紹介します。


第3位【 シカゴ・マラソン 】…3万6088人

第2位【 ロンドン・マラソン 】…3万6550人

第1位【 ニューヨークシティ・マラソン 】…4万6795人

こちらのランキングは、マラソンの世界6大大会における過去10年間の完走者数トップ3で
東京は惜しくも第5位、3万4855人となっています。昨日の東京マラソンでは3万6676人が走り
完走率は96.2%ということですので、これはかなり高い完走率といえるでしょう。


東京マラソンは今年から「世界6大大会」入りを果たしています。これまで「5大大会」と言われていた
ラインナップは「ボストン」「ロンドン」「シカゴ」「ベルリン」「ニューヨーク」の5レースです。
これらは正確には『ワールド・マラソン・メジャーズ』と言われ、世界6都市で行われる大会において
上位入賞者の成績をポイント化し、シーズンを通じて上位となった選手を表彰するというものです。
ちなみにシーズンは2年間という長期にわたり、総合優勝の賞金は50万ドル(およそ4700万円)。


東京マラソンの結果を受け、東京が世界6大大会に仲間入りして期待できることについて
元マラソンランナーの瀬古利彦さんに伺いました。


後半30キロを過ぎて、一気にペースがあがったのはケニアの強い選手。
4分台の選手が来たな、という感じでしたね。これぞ世界のメジャー大会のマラソンレースです。
6大大会の仲間入りをして、4分台の選手が4人も来ました。これはあまり前例のないことです。
大会記録が他のレースに比べてまだ低く、勝ちやすいので
今後、世界レベルの選手がどんどんやって来るでしょうね。

瀬古さんがこうおっしゃっている様に、世界6大大会に仲間入りしたことで
有力選手が「出たい」と思うレースとなり、結果、記録もどんどん縮むことが期待されます。
また、瀬古さんは「東京マラソン」の市民レースとしての魅力アップにもつながるとおっしゃっています。


世界レベルの質の高い大会が間近で、しかもホームで出来る。トップレベルの人たちと走れるのは
非常に意義のあることですし、せっかくそういう選手が来ているのだから、国内の若手選手は
もっとどんどんこのレースに出て、「世界はこういうものなんだ」と肌で感じて欲しいですね。

「日本最大の市民マラソンでありながら、上位の記録はより素晴らしいものになる」
トップレース入りすることで、その両立はより現実に近づくことが期待できそうですね。


今日は『マラソンの世界6大大会における過去10年間の完走者数トップ3』をご紹介しました。