スピードスケート・男子500メートル 日本記録ベスト3(2013/1/28)
月曜日は、「スポーツ」。
今日は、スピードスケート・男子500メートルにおける
日本記録ベスト3をご紹介します!
第3位【 清水宏保 】…34秒32
第2位【 及川佑 】…34秒27
第1位【 加藤条治 】…34秒21
先週末、アメリカのソルトレイクシティで行われたスピードスケートの世界スプリント選手権で
加藤条治選手が34秒21という日本新記録で1位を獲得しました。これまでの記録を0.06秒更新しています。
ちなみに、今回2位となった及川佑選手が34秒27という記録を出したのは2009年12月のことですが、
それまでの日本記録は加藤条治選手が持っていました。
つまり今回、加藤選手が日本一の座を奪還した…ということになるわけです。
加藤条治選手は現在27歳、山形県の出身です。
日本で初めて高校生でワールドカップ代表に選ばれるなど、早くから“天才”と言われてきましたが
金メダル有力といわれた2006年のトリノ・オリンピックでは、残念ながら6位に終わりました。
しかしその後、2010年のバンクーバー・オリンピックでは見事銅メダルとなる活躍を見せてくれました。
加藤選手は2010年の銅メダル獲得後、番組に出演してくださり、中西さんと対談されていますが
そのときは、同じく日本代表だった長島圭一郎選手が銀メダルを獲得しましたので
「銅メダルを獲りましたが、正直悔しいです!」とおっしゃっていたそうです。中西さんは
「彼のその“悔しい”という気持ちが確実に彼を成長させたと思いますし、それがあったからこそ
今回の日本新記録も生まれたのだと思います。」とおっしゃっていました。
来年2月にはソチ・オリンピックが開催されます。今シーズンの成績はオリンピックの出場権にも
大きな影響を及ぼしますが、ぜひ加藤選手には3度目のオリンピックの舞台で
今度こそ金メダルを獲得する活躍を期待したいですね。
今日は『スピードスケート・男子500メートル 日本記録ベスト3』をご紹介しました。