全国高校サッカー選手権で優勝した学校の多い都道府県ランキング(2013/1/7)
月曜日は、「スポーツ」。
今日は、全国高校サッカー選手権で
優勝した学校の多い都道府県ランキング
トップ3をご紹介します!
第3位【 静岡県 】…10回
第2位【 埼玉県 】…13回
第1位【 兵庫県 】…17回
1月5日に準々決勝が行われた全国高校サッカー選手権。第1回大会が行われたのは1917年のことで、
今大会で91回目の開催となります。そして、第1回から第7回までは兵庫県勢が栄冠を手にし続けました。
そして今回、準決勝に駒を進めたのは次の4校です。
☆神奈川県代表・桐光学園
☆京都府代表・京都橘
☆石川県代表・星陵
☆宮崎県代表・鳳翔
今日はユース世代のサッカー取材をライフワークにされている
サッカージャーナリストの安藤隆人さんにお話を伺いました。
中西:このベスト4の顔ぶれを見て、感想はいかがですか?
安藤:やっぱり読めなかったな、と。(笑)桐光と星陵はあるかな、と思っていましたが
ほかの2チームに関しては、事前に見た感じでは予想ができませんでしたね。
中西:逆に、ここまで残ってこられなかった高校のうち、ここはベスト4でもおかしくなかったなというのは?
安藤:いやぁ、結構ありますね。代表格は準々決勝で敗れた立正大湘南や、青森山田に初戦で敗れた野洲、
それにその青森山田、四日市中央工業など、今回は初戦で消し合うというカードの不運もあって
こういう波乱があったのだと思いますが、年々読めなくなっているな、と思いますね。
中西:それは実力校の差が縮まってきているということもあるんでしょうか?
安藤:そうですね。もちろん地域性もあると思いますし、ユースの台頭もあるでしょうし、
いろんな要素があって、年々地域性が出にくくなっているように感じますね。
中西:さて、準決勝は第一試合が「桐光学園−京都橘」第二試合が「星陵−鳳翔」の組み合わせですが?
安藤:いやもう、おもしろい組み合わせですよね。京都橘はもともと、強烈な2トップだったんですが
後ろにちょっと不安があったので、ここまで勝ち上がってくることは正直予想できなかったんですが
このチームは、2トップの破壊力に関して言えば、全国トップクラスだと思います。
中西:で、その相手の桐光学園ですが、こちらはプリンスリーグからずっと良かったんですよね。
安藤:そうですね、もう手堅いというか。安定した力を発揮するのは高校生くらいだとまだ難しいんですが
それほど選手層の厚くない高校のチームがJユースを相手に安定した力を発揮できて、トップクラスの
Jユースが集まっているリーグで優勝できるというのは、本当に素晴らしいことですよね。
僕は桐光が優勝候補の筆頭だと思っています。このチームが優勝するのが一番順当ですね。
中西:そして、星陵と鳳翔についてはいかがですか?
安藤:これはもう、高校サッカーファンにはたまらない組み合わせだと思いますね。
伝統校同士ですし、どちらもかなりJリーガーを輩出していますから。
中西:鳳翔は守備が堅いですよね?
安藤:まずキーパーがノリにのっていますね。そのほかの守備も春先はボロボロだったんですが
それをここまで立て直してくるというのは、やはり監督の手腕が素晴らしいですよね。
中西:立正大湘南を抑えきったあの守備は、今回の星陵に対しても有効でしょうか?
安藤:そうですね。ただ、星陵のサッカーは見る度に質が上がっています。地区予選から見ても
右肩上がりにレベルを上げてきていますので…。正直星陵が有利かなとは思いますが、
鳳翔もここまで来たチームですから、勢いがありますよね。
気になる準決勝は12日の土曜日、そして決勝は14日の月曜日に国立競技場で行われます。
皆さんも、高校生の熱き戦いに注目してください!
今日は『全国高校サッカー選手権で優勝した学校の多い都道府県ランキング』をご紹介しました。