“J1昇格請負人”ゴールランキング トップ3(2012/11/19)
月曜日は、「スポーツ」。
今日は、サッカーJリーグのJ2で
J1への昇格がかかった試合でゴールを決めた選手
つまり“J1昇格請負人”となった選手の
ゴールランキングトップ3をご紹介します!
第3位【 松浦拓弥選手(ジュビロ磐田) 】…3得点
第2位【 森島康仁(大分トリニータ) 】…4得点
第1位【 バレー(ヴァンフォーレ甲府) 】…7得点
「勝てばJ1への昇格が決まる」という試合はJリーグが開幕してから、
これまで7シーズンに渡って行われています。まず最初に行われたのが、1998年に行われた
J1参入決定戦でした。これはJリーグの下位4チームと、Jリーグの下部リーグである
JFLから川崎フロンターレが参加し、計5チームで3つのJ1のポストを争いました。
実は1998年の今日、11月19日は、フロンターレとアビスパの試合が行われた日で
中西さんもこの試合に出場していらっしゃいました。中西さんは当時を振り返って
「僕にとっては、人生で一番厳しい瞬間でしたね。もう、涙が出ないくらい泣きましたけれど、
それくらい“一戦にかける意気込み”は、この入れ替え戦というのは、他にはない厳しさだと思います。」
とおっしゃっていました。
続いて2004年シーズンから2008年シーズンまで5年にわたって行われたのが、J1・J2入れ替え戦。
そして今シーズンから始まったのが、J2の年間3位〜6位までのチームで行われるJ1昇格プレーオフです。
4チームによって行われるプレーオフは、まず準決勝の2試合が行われ、その勝者が
11月23日に国立競技場で行われる決勝戦に進むことになります。
勝ち抜くための方法はシンプルで、まずは勝つこと。試合が引き分けの場合は年間順位が
上位のチームが決勝進出というものでしたが、昨日行われた準決勝はまさに下克上といった試合になりました。
まず、3位の京都サンガ対6位の大分トリニータは、4-0で大分トリニータの勝利。
すべてのゴールが、今日のランキングで2位に入った森島選手によるものです。
そしてもう一試合、4位の横浜FC対5位のジェフユナイテッド千葉は、こちらも4-0で
5位のジェフが勝ちました。この試合で2ゴールを決めた、ジェフの藤田祥史選手はこうコメントしています。
僕らは引き分けでも負け、という状況だったので、先制点が重要な試合になると思っていたので
前半に点が取れて良かったです。こういう緊張感のある舞台で戦えることが幸せなので、
しっかり楽しみたいと思います。
中西さんは「藤田選手の言葉にもありましたが、“引き分けでも負け”という状況が
全てをポジティブに動かすんだな、ということが分かりましたね。僕も入れ替え戦を戦ったんですが
やっぱり大事に行きたいんですよ。ひとつのミスが大きな失点に繋がる訳ですから。
そういう中で今回は、引き分けでも良いという気持ちがプラスに働いたと思うんです。」
とおっしゃっていました。J1昇格プレーオフの決勝戦は、11月23日に国立競技場で
午後1時にキックオフです。ジェフ千葉、大分トリニータともに4年振りのJ1復帰を目指す
この試合は、間違いなく熱い一戦になるでしょう。
今日は『“J1昇格請負人”ゴールランキング トップ3』をご紹介しました。