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サッカー日本代表、フル代表における公式戦出場回数ランキング(2012/10/15)

カテゴリー:1110
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月曜日は、「スポーツ」。


今朝は、おとといのフランス戦で勝利を挙げた
サッカー日本代表に関するランキングです。


第3位【 中澤佑二 】110

第2位【 川口能活 】116

第1位【 井原正巳 】【 遠藤保仁 】122

こちらは、サッカー日本代表、フル代表における公式戦出場回数ランキング
いわゆる“代表キャップ”と言われるものです。
日本時間、土曜日早朝のフランス戦に出場したことで、
遠藤保仁選手の出場回数は、トップタイの122回となりました。
本当に素晴らしいですね!

遠藤選手、A代表の試合に初めて出場したのは、日韓ワールドカップ終了後、
2002年11月のアルゼンチン戦でした。
あれから10年が経ちましたが、遠藤選手32歳、
まだまだザッケローニジャパンの心臓部として欠かせない存在です。
今後もこの数字、伸びていくと思いますし、
おそらく明日のブラジル戦で記録更新となると思います。


そのフランス戦を振り返りましょう。

序盤からペースを握ったのはフランスでした。
何本も立ち上がりからコーナーキックがありましたね。
後半もフランスが押し込む中、後半17分に中村憲剛選手に替わって乾選手が入って、
日本は少しずつペースを掴みました。
後半23分に、フランスも少しケガをしているエース、リベリ選手を投入。
その後もずっとフランスに攻められていたんですが、
後半43分、コーナーキックのこぼれ球を今野選手が拾って60メートルドリブル。
左右に並走していた選手、どちらにパスを出すかなと思ったんですが、
右側の長友選手に素晴らしいパスを出し、長友選手が中央に折り返して香川選手がゴール。


一番問題だったのが、フランスの守備ですね。
コーナーキックであるにもかかわらず、
ペナルティエリアの外に誰もこぼれ球を拾う選手がいませんでした。
こんなことはあり得ません。フランスのミスです。

ただ、そのミスをうまく突いたのが今野選手の素晴らしいドリブル。
そして、あれだけ疲れていたのにどれだけ走るんだという長友選手。
その長友選手、今野選手の素晴らしいパスをうけて、最後の最後までラストパスを探っていました。
これは良い判断だったと思います。
香川選手が素晴らしい動きでマークを外したんですが、
僕が一番素晴らしかったと思うのが、シュートをする瞬間に足を振らなかったこと。
足を振るとたぶんミートするのが難しかったと思うので、足に当てるだけ。
あえて当てるだけ。流し込む。

3人とも本当に冷静でしたね。
あの時間帯で、まだ引き分けじゃなく、1点取ることを狙っていながらも、
しかも冷静な状況でゴールを決められた。
そこは日本の進化だと思います。

今回のフランス戦は、ピッチの状況で言えば、
日本が世界で難易度ナンバー1のピッチだと思います。
本当に滑りやすくて、氷の上でプレーしているような感覚の場所ですね。
選手たちは難しかったと思いますが、そういう中ではよくやれたと思います。


試合後、僕、選手たちとコミュニケーションを取ったんですが、
誰も満足していませんでしたね。
分かりやすく言うと、弱者の論理で勝った最高の試合ですね。
日本がやりたかったのは、強者の論理でフランスと対等に戦うこと。
強者の論理で最高の状態で戦うのは、まだまだ難しいと選手は感じたと思います。
別に批判するわけではまったくなくて、それを選手たちが試合直後ですでに分かっていて、
口々にそれを言っていたということが素晴らしい。
誰も今回のフランス戦の勝利に満足もしていないし、
ただ、歴史的な勝利でもないと僕は思います。
日本はこれからワールドカップ出場を目指していくわけですが、
本田選手も香川選手も長友選手も、誰も今回の勝利に満足してないし、
もっと進化しなければ、強者の論理で世界のワールドカップ優勝チームに勝つことは、
難しいと思います。


明日、ブラジルとの試合がありますが、ブラジルはイラクに6-0、中国に8-0で勝っています。
そんな試合には当然ならないと思いますが、
今回僕は、弱者の論理ではなく、強者の論理でブラジルに立ち向かうことが大事だと思います。
玉砕することは悪くないことだと思うので。
弱者の論理で勝つことも大事なんですが、
強者の論理で世界のワールドカップ優勝チームに勝つことだと思います。


今朝は、『サッカー日本代表、フル代表における公式戦出場回数ランキング』を
ご紹介しました。