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サポーターによるJ1チーム評価点ランキング(2012/3/12)

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月曜日は、「スポーツ」。


今朝は、2012年シーズンが開幕した、サッカーJ1にまつわるランキングです。



第3位 ジュビロ磐田

第2位 FC東京

第1位 セレッソ大阪

こちらはJリーグ公認のファンサイト、『J'sゴール』にある”サポーターによるチームの
評価点ランキング” の現時点におけるベスト3です。自分の応援するチームの現状に満足している
サポーターが多いほど、この順位は高くなります。



さて、20年目となるJリーグ開幕戦、僕は等々力競技場で、川崎フロンターレ 対 アルビレックス
新潟の試合を見てきました。
実はこの試合、ちょっと変わったパブリック・ビューイングが行われました。
試合の様子を遠く離れた場所で見る、というのが普通のパブリック・ビューイングですが、
今回はこれに加えて、サポーターたちの様子がスタジアムに映し出されたんです。
つまり双方向のパブリック・ビューイングです。
会場となった岩手県陸前高田市からは、200人ほどのサポーターの応援する姿が、ホーム側の
ピッチレベルに設置された巨大なビジョンに映し出されて、選手を勇気づけました。
試合は、前半11分に新加入のレナト選手のフリーキックをDF實藤選手がヘッドで決めて、先制。
これを守りきって、フロンターレは開幕戦白星スタート。試合後の中村憲剛選手の声です。




中村憲剛選手「昨年一回陸前高田にチームで行って、そのときに自分たちが知らないこと、というか
見ないと分からないことがいっぱいあって、それを自分たちフロンターレというものを通じて、
伝えないといけないというのがあって。向こうでパブリックビューイングしているって話は
聞いていましたし、本当に今日は勝ち点3が欲しかった。まだまだ支援はチームとして続けていくし、
これで終わりではない。これからもいい関係というか、自分たちがサポートできることはサポート
していきたいなと思います。」



中村憲剛選手は、節目ではなく通過点だという話をしています。ほかの選手たちも、陸前高田市に
力を与えるべく、試合を頑張っていました。川崎フロンターレは復興のある程度のメドがつくまで
中長期的に支援を続けようと『Mind-1 ニッポンプロジェクト』を立ち上げ、今できる、そして
必要とされている支援策を探っています。
もちろん、フロンターレに限らずJリーグ各チームで募金活動やサッカー教室の遠征といった被災地域へ
の支援活動は続いています。
おととい仙台で行われました、ベガルタ仙台 対 鹿島アントラーズという、被災したチーム同士の開幕戦では、大きな『絆』という文字がスタンドに登場しました。



この一年間はスポーツが持つ力の大きさに改めて気づかされました。時が経つと共に忘れてしまう気持ちを思い起こす場を設ける、これからのプロスポーツはそういう役割も求められると思います。
20年目のJリーグ、ぜひとも応援してください。




今日はサポーターによるチーム評価点ランキングをピックアップしました。