卓球・女子チームランキングトップ3(2012/1/23)
月曜日は、「スポーツ」。
今日は、卓球の女子チームランキングトップ3をご紹介します!
第3位「日本」
第2位「シンガポール」
第1位「中国」
こちらは、ITTF(国際卓球連盟)が発表している、最新の女子チームランキングです。
中国、強いです!個人ランキングでも1位から4位までを中国の選手が独占しています。
日本勢は8位に石川佳純選手、9位に福原愛選手が入っています。
もともと、雨でテニスができないときのゲームとしてイギリスで誕生した“テーブルテニス=卓球”は、
戦前にはヨーロッパ勢、戦後しばらくの間は日本が強豪国でした。
しかし、1970年代以降は中国が急速に台頭し、ここ40年ほど世界の大会での優勝はほぼ中国のみです。
なぜ中国がこれほど強いのかというと、まずは13億人の国民
ほぼ全員が経験しているという裾野の広さが挙げられます。
そして、そのトップを受け入れるプロリーグ“スーパーリーグ”の存在も大きな理由です。
中国全土から集まった男女それぞれ8チームが競うスーパーリーグの選手の年俸は
日本円にして1,500万円ほど。中国の生活水準を考慮すると、この額は日本のプロ野球選手と
同じくらいの感覚だそうで、さらに政府の強力なバックアップがつきます。
その中国スーパーリーグで活躍してきた福原愛選手が、ようやく日本一の座を手にしました。
一昨日行われた日本選手権女子シングルスの決勝で、昨年の覇者・石川佳純選手を下し、
13度目の挑戦で初優勝を果たしました。
福原選手のこれまでの全日本選手権・一般の部での最高位はベスト4でしたが、
5歳の時に全日本選手権に出場し、小学2年以下の部で初優勝(史上最年少記録)。
それ以降は、シングルスの各年代で優勝しており、今回の優勝で全ての年代を制覇しています。
この福原選手の活躍について中西さんは、「すごいですねぇ!こういう活躍をしていたからこそ
かなりの重圧がかかっていて、本来の力を出すこともできなかったんでしょうね。」と、
同じプロスポーツ選手ならではのコメントをしていらっしゃいました。
福原選手は今回の優勝で「自分の中の壁をひとつ越えることができたかな。」とコメントしています。
最近の福原選手は、同じフォームからボールの回転量が違うサーブが増え
得意のバックハンドに加えて、最近はフォアハンドの威力も増しているそうです。
福原選手・石川選手ともに、すでにロンドンオリンピックへの出場が決まっていますので、
ふたりの笑顔と喜びの涙を期待したいですね。
今日は『卓球・女子チームランキングトップ3』をご紹介しました。