全英オープンの男子シングルス優勝国ランキング(2011/7/4)
月曜日は、「スポーツ」。
今日は、先ほど熱い戦いが終わったばかり、
テニスの全英オープンにまつわるランキングです。
第3位「オーストラリア 21回」
第2位「イギリス 32回」
第1位「アメリカ 33回」
全英オープンの男子シングルスで、優勝した選手の国のランキングです。
ちなみに今回優勝したジョコビッチは、セルビアで初めての優勝となりました。
ウィンブルドンで行われる全英オープンは、今年で125回目です。4大大会の中では、一番歴史のある大会です。
近大テニスを生んだ、地元イギリスで行われていることから、イギリスの優勝回数32回と、
アメリカに次いで多くなっていますが、実はそのイギリス、1936年に優勝して以来、70年以上優勝していません。
最後に優勝したイギリスの選手は、あのポロシャツでおなじみのフレッド・ペリー選手です。
実はこういった状況が、経済用語にもなってしまっています。
そのまんま『ウィンブルドン現象』と言われるもので、
意味は、“経済市場において、強い外資系企業によって、地元企業が淘汰されること”を指します。
イギリスにとっては、冗談ではないというところでしょう。
今回のウィンブルドン、実は準決勝まで、地元イギリスのアンディ・マリー選手が残っていたんですよね。
73年ぶりに決勝進出かと期待されましたが、相手はナダルということで、残念ながら敗れてしまいました。
『ウィンブルドン現象』に例外ができるのは、いつのことになるのでしょうか。