フィギュアスケート世界選手権女子シングルの優勝回数国別ランキング(2011/5/2)
月曜日は、「スポーツ」。
今日は、今シーズン閉幕を安藤美姫選手が優勝で飾ったフィギュア女子からこんなデータをピックアップ!
第3位「東ドイツ」9回
第2位「ノルウェー」10回
第1位「アメリカ」26回
これはフィギュアスケート世界選手権の女子シングルで、優勝回数の多い国ランキングです。
一昨日、安藤美姫選手が韓国のキム・ヨナ選手を逆転、劇的な優勝を飾りました。
フィギュアの世界選手権は、今から100年以上前、1906年に第1回大会が行われました。
過去に優勝した国の傾向を見ると、第2次大戦前は、ハンガリーやノルウェーといったヨーロッパの国々が目立ち、
戦後になって、アメリカ勢が急速に強くなっていきます。
しかし、その中で最近、有力なのが、日本なんです。
伊藤みどり選手が1989年に初めて優勝して、2000年以降は、荒川静香選手、安藤美姫選手、
浅田真央選手などが優勝を経験。昨年は浅田真央選手、今年は安藤美姫選手となっています。
これまでの優勝回数は7回。ランキングでいうと4位となります。
ちなみに、オーストリアとハンガリーも、日本と同じく7回優勝していますが、
日本は最近の23大会で、7回優勝という勢いがあります。
実は、この強さの大きな理由が、『ジュニア世代からの育成システム』です。
日本スケート連盟が主催する、有望な新人を発掘するための合宿。
浅田真央選手や安藤美姫選手、男子の高橋大輔選手、小塚崇彦選手など、
今のフィギュア界の有力選手は、100%この合宿を経験しています。
スポーツ界において、10歳前後は、最高の吸収力があるゴールデン・エイジと言われます。
やはり、全体の底上げを図るtまえには、小学生世代からのしっかりとした指導がものをいいます。
しっかりとした指導というのは、じっくりと焦らず育てていく余裕も必要です。
来年のニース大会で、男女シングルとも最多3枠の出場枠を得たのは日本だけなんです。
来シーズンも日本選手の華麗な“舞”を届けて欲しいと思います。