クラブW杯、レアル・マドリードが3連覇!(2018/12/24)
月曜日は「スポーツ」
まずは週末に行われたスポーツの中から
番組が注目したスポーツニュースのTOP3から!
第3位【 U-19日本代表、年内最終戦をブラジルに勝利 】
ブラジル遠征中のU-19日本代表が、U-19ブラジル代表と対戦。40分×2本の試合を2-0で勝ちました。ゴイタカスFC戦1-1、U-20フラメンゴに2-1で勝って迎えた最終戦。0-0の後半13分、FW久保建英がGKとの1対1を制して先制。さらに、終了間際の後半40分、カウンターからFW中村敬斗がDFを振り切り、右サイドからクロス、FW宮代大聖が合わせて2-0。完封勝利で2018年最後の試合を終えました。
第2位【 イチロー、日本でのプレーを否定! 】
MLBマリナーズのイチロー選手が、故郷で行われた「イチロー杯争奪 学童軟式野球大会」の閉会式に出席。「日本でやることはないと思う」という見解を示しました。今季は5月から、ユニフォームを着用して練習するものの、試合には出場しない「会長付特別補佐」に就任したイチロー選手。現在の状況について「来年の春に向けて自主トレをしている」と話しました。来シーズン、マリナーズの開幕戦は日本開催。3月20日、21日にアスレチックス戦が東京ドームで行われます。
第1位【 クラブW杯、レアル・マドリードが3連覇!鹿島は4位 】
今日は、こちらの話題をピックアップしました。以下、中西さんのコメントです。
UAE開催のクラブW杯は、この週末に決勝戦と3位決定戦が行われました。
まずは、ヨーロッパ・チャンピオンのスペイン レアル・マドリードと、開催国枠で出場していたUAE アルアインの決勝戦。こちらの試合は4-1でレアル・マドリードが勝ったんですが、やっぱりレアルは強いですね。間違いない!
で、アルアインの1点を決めたのが元J1広島に所属していた塩谷で、3-0で負けていた後半41分に、元J1鹿島のカイオのフリーキックにヘディングで合わせて一矢報いた訳なんですけれど、本人のコメントによると「出来すぎのコースに飛んだ」ということで、10回打って1回入るかどうか…みたいな話もしていましたけれど、いずれにしてもしっかり結果を出していますし、もしかして森保監督の目に留まって代表に招集される、なんて可能性も充分にあるかと思います。
で、3位決定戦に臨んだ鹿島なんですけれど、こちらは南米王者・アルゼンチンのリバープレートがアルアインに敗れたため、1週間の間になんとヨーロッパ王者と南米王者と試合が出来るという状況になってですね、普通はこんなにすごいチームと続けて2試合できるなんて機会はないんですけれど、今回はちょっとコンディションがねぇ…。今季はものすごくたくさんの試合をしていて、今季は60試合やったんですけれど、最後の2試合はこういう状況になって鹿島も悔しかったと思うんですけれど、貴重な、得難い経験が出来たかと思います。
で、今回の「クラブワールドカップ」なんですけれど、実は今後このクラブワールドカップ自体がどうなるか分からない状況なんです。というのも、2005年から現行の方式で行われてきたんですが、FIFAが現在大幅な改編を検討していて、出場チームを現行の7チームから一気に24チームまで増やして、4年に一度の開催にする案が最有力だと言われています。ほかにも、出場チームを増やして毎年行う案などもあって、これは来年3月のFIFAの理事会で決まる可能性があるということです。
こういった改革によって、アジアのチームが世界と戦う機会がどんどん減っていて、そうなるとまた地域ごとに実力差が出てきてしまうという懸念もあるんですけれど、そういう中で今回ひとつ収穫だったのは、先ほど話したカイオや塩谷もそうですが、鹿島の選手がレアルやリバープレート相手に負けて、安部なんかは悔し涙を流していましたけれど、一流のチームを相手に本気で勝とうとしているところだと思います。
そういった中で、世界のトップ・オブ・トップと戦える機会が減っているのはすごく残念ですし、それに代わるものをこれからどう構築していくか、今後の日本サッカー界を考えていく上でも非常に重要な大会だったと思います。