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イニエスタ&F.トーレス、Jリーグデビュー(2018/7/23)

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月曜日は「スポーツ」


まずは週末に行われたスポーツの中から
番組が注目したスポーツニュースのTOP3から!



第3位【 100回目の夏の甲子園大会出場校、続々決定! 】

過去最多の56校が出場する記念大会の予選は、各地で佳境に入っています。土曜日に北北海道の旭川大学高等学校が一番乗りで出場権を獲得。昨日の日曜日も全国10会場で決勝戦が行われ、11校が決まっています。


第2位【 大相撲名古屋場所で御嶽海が初優勝! 】

大相撲名古屋場所は、14日目で関脇の御嶽海が初優勝を決めました。御嶽海はお父さんが日本人、お母さんがフィリピン人のハーフで長野県出身。出羽海部屋の25歳。アマと学生横綱の両方でタイトルを持ち、初土俵から21場所目での優勝は3位タイの速さ。1909年の夏場所に優勝制度ができてから、長野県出身者の優勝は初めてです。


第1位【 イニエスタ&F.トーレス、Jリーグデビュー! 】

今日はこちらの話題を取り上げました。以下、中西さんのコメントです。



7月18日にW杯による約2ヶ月間の中断期間を経て再開したJ1は、この週末に再開後2試合目となる第17節が行われました。
各試合、新加入の選手がちらほらと登場している中で、ヴィッセル神戸に加入したアンドレス・イニエスタとサガン鳥栖に加入したフェルナンド・トーレス、世界レベルのスペイン人選手がJリーグのピッチに立ちました。
このふたりはまさに“本物の選手”ですから、それぞれスペイン代表として大活躍してきて、F.トーレスはストライカーとして、イニエスタは中盤の“将軍”…というよりは、プレイメイカーとしてスペイン代表を支え続けた選手です。ふたりともヨーロッパ選手権、そしてワールドカップでの優勝を経験している、という凄い選手です。


で、まずヴィッセル神戸に加入したイニエスタは昨日、後半14分から出場しました。試合は残念ながら湘南に0-3で敗れてしまったんですが…。
ピッチでのイニエスタの凄さ、これは選手の言葉が一番分かりやすいと思うんですけれど、「ボールの持ち方や蹴り方などで、自分たちがどこに動いたら良いのかメッセージを送ってくれている」ということなんです。僕も現役時代、ストイコビッチという凄い選手と一緒にプレーしていましたけれど、彼もまさに体の角度や目線で「目が合わなくても出せるよ」というのが分かるんですよ。素晴らしい選手というのは、相手を飛び込ませない雰囲気と、目線を送らなくても「ここには出せる」という体の向きだったり姿勢をちゃんと保てるんですよね。


僕が昨日の試合を観ていて感じたのは、イニエスタもF.トーレスもボールを持ったときの姿勢が抜群に良いですね。これは僕が、日本の子どもたちに一番学んで欲しいところなんです。具体的に言うと、F.トーレスは昨日何度かシュートも打ちましたけれど、ボールを受けるときの姿勢が、上半身が立っていて首が折れていないんですね。こういった姿勢でボールを受けたりドリブルをすると、安定しながらも周りがきちんと見えているんです。これはぜひとも参考にして欲しいなと思いますね。