大坂なおみ、快進撃!(2018/3/19)
月曜日は「スポーツ」
まずは週末に行われたスポーツの中から
番組が注目したスポーツニュースのTOP3から!
第3位【 カーリングミックスダブルス、日本一は“フジヤマ”ペア! 】
第2位【 平昌パラリンピック、日本勢躍進! 】
第1位【 大坂なおみ、快進撃! 】
アメリカ・カリフォルニア州で開催されたテニスのBNP パリバ・オープン。日本時間の早朝に行われた女子シングルスの決勝で、世界ランキング44位の大坂なおみ選手は、世界ランキング19位、ロシアのダリア・カサキナ選手と対戦しました。
大坂選手とカサキナ選手はともに20歳と、若いふたりの対決となった決勝戦。6-3、6-2でカサキナ選手を下した大坂選手は、日本女子としては11人目のツアー優勝を果たしました。また、このBNP パリバ・オープンでのノーシードからの優勝は、1999年のセリーナ・ウィリアムズ選手、2005年のクレイステルス選手以来13年ぶり、史上3人目の快挙だそうです。
このBNP パリバ・オープン、女子では4大大会に次ぐ「プレミア・マンダトリー」というカテゴリーで、優勝者はランキングポイント1000ポイントを獲得。今回のカリフォルニアのほか、マイアミ・マドリード、北京の4ヶ所で行われます。
また、すべての大会で世界ランク10位以内の選手が出場しなければなりません。つまり、強い選手と戦えるチャンスでもあります。
その中に飛び込んだ大坂選手、今大会はまさに快進撃でした。
初戦は元世界女王のシャラポワ、2回戦で元2位のラドワンスカ、3回戦、4回戦でも勝利を収め、準々決勝で元世界1位のプリスコバ、準決勝では現在1位のハレプに勝利しています。世界ランク1位の選手を破ったのは、1996年に伊達公子さんがグラフ選手に勝って以来22年ぶりだそうです。
大坂選手は今大会、3人の世界一経験者を破りました。昨年は2人の元世界一に勝っていますので、これにより世界一経験のある現役選手10人のうち、5人に勝利したことになります。大坂選手のさらなる活躍に注目しましょう!