「ルヴァンカップ」はセレッソが初優勝!(2017/11/6)
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まずは週末に行われたスポーツの中から
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11月4日の土曜日に行われたサッカーJ1「ルヴァンカップ」の決勝戦、セレッソ大阪 対 川崎フロンターレ。両チームともに初優勝をかけた試合でしたが、結果は2-0でセレッソが優勝しました。
試合開始から47秒後、川崎のDFエドゥアルドが空振り。瞬時に杉本が反応し、GKとの1対1となり、右足で冷静にゴールを決めました。そして2点目は後半のアディショナルタイム、カウンターから水沼選手のパスを受けたソウザが左足でゴール。中西さんはセレッソの優勝に「おめでとうございます!」とひと言。続けてこうおっしゃっていました。
セレッソは1年前はJ2にいたわけですから、そこから昇格プレーオフを勝ち上がって、現在J1でプレーしている中でのこの「ルヴァンカップ」での決勝進出、と。やはり、ユン・ジョンファン監督が就任してチームに新しい息吹が生まれたかな、という感じがしていますね。チームへの帰属意識を強く求める監督なので、自分自身の能力だけでなく、チームとして結果を出していくんだ、ということで、今回の「ルヴァンカップ」も比較的若い選手を起用していました。得点を決めた杉本健勇選手も決勝戦への出場が今回初めての経験だったということで、これもなかなかないパターンなんですけれど、それくらいJリーグ組とルヴァンカップ組とで分かれてやって来た中で、「自分が出て結果を残せなければ、ここまで連れてきてくれた選手に申し訳ない」というコメントもしていましたね。
そして、柿谷選手は「途中で代えられて非常にくやしい」というコメントもしていましたが、自分が表彰台に昇って、そこから見えた風景について「今思うことは、川崎フロンターレの選手たちの気持ちを考えると…」と言った話もしていました。そういう風に、自分自身が見た景色に対して、相手がどう感じるかというのを考えられる選手になってきたということも、若手の選手たちが成長してきた証だと思いますし、ひと皮むけたというのが感じられるコメントだったと思いますね。
一方、川崎フロンターレはなんと、今回「ルヴァンカップ」4回目の決勝進出だったんですよね。しかし“4度目の正直ならず”ということです。さらに、Jリーグとルヴァンカップでの2位の回数は合計8度目!僕はエドゥアルドの気持ちがすごく気になるというか、開始47秒で彼のミスがもとで失点していますから、すごく責任を感じていると思うんですけれど、ミスをしようと思ってプレーしている選手はひとりもいませんし、何故勝てなかったのか?という部分は、僕自身も明確な答えを見つけられないんですけれど、ただひとつ重要なことは、この悔しいという感情に向き合うしかないということです。この“悔しい”という感情をどれだけ味わい尽くせるか、というところに今後がかかってくるのだと思います。
今日はサッカーJ1「ルヴァンカップ」に注目しました。