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どうなる、日本代表!?(2016/10/10)

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月曜日は「スポーツ」


今日は、サッカー・ワールドカップ
アジア最終予選に関するトップ3をご紹介!



第3位【 UAE 】

第2位【 サウジアラビア 】

第1位【 オーストラリア 】


こちらは「2018 FIFAワールドカップ ロシア」に向けた、アジア最終予選グループBの現時点での順位トップ3。日本は現在4位で、このままだと本戦に出場できない位置にいます。その理由について、中西さんはこう分析しました。



日本はいよいよ明日、オーストラリアと戦う訳ですが、日本がここまであまり上手くいっていないことは、皆さんもご覧になっていてお分かりかと思いますが、その理由はふたつあります。


まずひとつは攻撃なんですが、ハリルホジッチ監督は「縦に速い」サッカーを求めていますが、それに伴って選手が「縦に速くボールを運ばなければならない」という意識から、焦りが生まれていますよね。この「縦に速い」というサッカーはもともと、日本が得意としている分野のサッカーではありません。もともと日本は「しっかり回して崩す」というサッカーを得意としていたんです。監督が求める「縦に速い」というサッカーは本大会で求められるもので、アジア予選では「ボールを回して崩す」という方が求められるんですよね。というのも、相手チームはひいてきますから、ひいているチームに縦に入っていってもそんなに崩れない訳です。クオリティーとして「縦に速い」サッカーを求めるとしても、実際にやらなければならないのは「ゆっくり回して崩す」というサッカーなんです。ここをどう共存させるかが課題だと思いますね。


もうひとつは「デュエル」です。こちらもハリルホジッチ監督が掲げていることで、このふたつが“双璧”なんですが、局地戦…1対1のときに選手が目の前の相手にどう勝つか、ということ。これも課題として挙げられています。日本の選手は相手と1対1になったときに“遅らせる”という対応をしがちなんですが、そこをしっかり勝つ!ということが求められています。これも“さじ加減”が大事で、全部取りに行ったらかわされますので、これもある程度は聞きますが、ある程度は今までやってきたことも継続しないと、チームが空中分解してしまう可能性がありますね。


で。ハリルホジッチ監督の何が問題かというと、やはり“新しい選手をずっと使ってこられなかった”ことですよね。ハリルホジッチ監督になってから、だいたい1年3,4ヶ月経っています。その前に監督をひとり挟んでいますが、この最終予選までずっと若い選手を使えなかったことは事実です。そういう意味では、選手起用に関してはヨーロッパ組に頼らざるを得ない状況は、新しい選手を使えなかったことが前提にあると思うんですよね。そこは加味しつつ、とはいえ、コンディションの問題はよく取りだたされますが、例えばヨーロッパで試合に出られない選手がすごくフレッシュで、良い状態で来ているかもしれませんし。ただ、そういった選手は“試合勘”を失っているかもしれないので、どちらを優先するかというのは監督の“好み”なので、ハリルホジッチの言うことを聞くしかないです、ぶっちゃけ。
オーストラリア戦は岡崎と長友が出られず、酒井宏樹は出場停止…という状況で、本田の1トップという手もあるかとは思うんですが、おそらく引き分け以上の結果なら「監督更迭」ということはないと思いますが、負けたら「更迭」の可能性は充分にありますね。


中西さんはこうおっしゃっていました。日本代表にとっても、ハリルホジッチ監督にとっても、間違いなく大一番となるオーストラリア戦は、日本時間の10月11日午後6時キックオフです。
今日は、サッカーW杯 アジア最終予選グループBの順位をご紹介しました。