FIFAクラブワールドカップ 最終順位トップ3(2015/12/21)
月曜日は「スポーツ」
今朝は、昨日世界一のクラブが決定した
FIFA クラブワールドカップのランキングをご紹介します!
第3位【 サンフレッチェ広島(日本) 】
第2位【 リバー・プレート(アルゼンチン) 】
第1位【 FCバルセロナ(スペイン) 】
こちらは、FIFAクラブワールドカップの最終順位です。バルセロナは4年ぶり3度めの優勝で、3回の優勝は大会史上最多。ひとつ抜きん出た存在になりました。
そのバルセロナのスアレスは準決勝でハットトリック、決勝で2点のあわせて5点を挙げ、今大会の得点王になりました。こちらも、ひとつの大会においては最多得点数になります。
では、昨日の2試合を振り返りましょう。まずは3位決定戦。アジア代表・広州恒大と開催国代表・サンフレッツェ広島の対戦は前半3分、サンフレッツェはコーナーキックから先制されたものの、後半25分にコーナーキックからサンフレッツェのドゥグラスが同点弾。さらに後半38分には柏のクロスを浅野がヘディングシュート。さらにそのこぼれ球を再びドゥグラスがヘディングで押し込み逆転!サンフレッツェが2-1で勝利し、2007年の浦和、2008年のガンバ大阪に続いて、クラブワールドカップの3位を決めました。
中西さんは今回の結果について「サンフレッツェが今シーズンやってきたことが、この土壇場になっても結果として出たのかな、と思います。先制されたあとも少しずつペースを取り戻して、最終的に途中から出場したドゥグラスが決勝点を決め、それをアシストしたのも途中出場の浅野ということで、レギュラー争いをしてきた結果が出せた大会だったのではないかと思います。中国のチームを相手になかなか勝つことが出来ませんでしたから、この勝利は非常に大きいと思います。ただ、広州恒大は中2日でかなりパフォーマンスも落ちていましたから、来年ACLで戦うときにはさらに強いチームになっているかも知れませんが、良い経験が出来た試合だったと思います。」とおっしゃっていました。
そして決勝戦は、南米代表・リバープレートとヨーロッパ代表・FCバルセロナの対戦。こちらの試合はFCバルセロナが3-0で勝利していますが、この3ゴールはメッシ・メッシ・スアレスが決め、ネイマールは2アシスト。昨日は“MSN”(メッシ・スアレス・ネイマール)が今大会初めて揃った訳なんですが、そのパフォーマンスはやはり素晴らしいものでした。
中西さんは「この3人が年間を通じてケガをせずにプレーできれば、今のバルセロナは相当強いな、という風に感じました。特にメッシは非常に大人になったというか、ワンランク上に行きましたよね。彼らが優れている部分は、ゴール前でボールを持ったときに必ず“選択肢が2つある状態”を作り出せることだと思います。これは出来そうでなかなか出来ないです。あとはペナルティーエリアの中でボールを止める技術、これが非常に高かったですね。先制ゴールのシーンでも、メッシは自分の身体のどこかに当たれば、ボールはちゃんと止まる…という感覚があったと思います。あとこの3人はシュートを打つ瞬間に一瞬の“瞬間冷却”が出来るところが素晴らしいと思います。このあたりは日本の選手も見習っていかなければならないかな、と思いますね。」とおっしゃっていました。
この「FIFAクラブワールドカップ」は来年も日本で開催されますが、来年は「開催国代表」ではなく、アジア王者として出場するチームを見たいですね。
今日は『FIFAクラブワールドカップ 国別優勝回数トップ3』をご紹介しました。