三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2024.08.27

日本企業を世界で勝たせたい

株式会社FinT
代表取締役
大槻 祐依さん
SNSメディア「Sucle」を運用



ONE MORNING「 The Starters 」
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして
そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

今週と来週のゲストは株式会社FinT 代表取締役の大槻祐依さんです。

大槻祐依さんは、大学の起業家養成講座の受講や学内のビジネスコンテンツで優勝。そして、大学在学中の2017年にFinTフィントを起業し、SNSメディア「Sucle(シュクレ)」の運用や日本とベトナムでSNSマーケティング事業などを展開されています。

今週は大槻さんのこれまでについて伺います。今プロフィール紹介でも日本とベトナムでSNSマーケティングを行っているとのことですが、ベトナムに進出されたのはなぜなんですか?

「そうですね、日本から世界にものをもっともっと出していきたい、日本ってすごくいいものあると思うんですけど、今海外で全然売れてないなというふうに思っていて、どんどん日本のプレゼンスが下がってるなっていうふうに感じていて、それを世界に出していきたいなというところでまず初めにベトナムを選んだという感じです。」

なぜベトナムなんですか?

「私自身シンガポールに留学していたりして、東南アジアもバックパックもしてたりしたので東南アジアにすごく思い入れがあって、その中で今伸びてて、若者にも勢いのあるベトナムにしました。今月からはフィリピンも立ち上げていて、ASEANマーケットをまずは拡大できるようにしていきたいなというふうに思っています。」

せっかくなので大槻さんご自身についてもちょっといろいろ伺っていきたいなと思うんですが、大学が早稲田大学ということで、ここでは何を勉強されたんですか?

「そうですね、文化構想学部という学部に入ったんですけど、商学部の起業家養成講座という授業を取って、そこから人生が変わったというか、中高時代とかは女子高で起業に興味あるというよりかはバリキャリ女子になりたいみたいな感じだったんですけど、起業というのに出会えたのが早稲田でしたね。」

何かやりたいことはあったんですか?

「そうですね、ビジネスプランコンテストというコンテストがあって、そこでずっと欲しかったBNBの体験版と言ったんですけど体験型でいろんな国でマッチングといいますか、そういうのがあったらいいなと思って体験をいろんな個人の人と一緒に楽しめるみたいな、それをアイディアとして出して作ろうかなと思ってました。」

それでコンテストで成績を収められるわけじゃないですか。でも、今の事業とちょっと違いませんか?

「そうですね、もう全然変わっていてそこから、それが大学1年生の授業で発表したもので、リアルにやるとなるとすごい難しかったりとか、もう既に3年後にはそういうものが、今もう既にあると思うんですけどできていたりとかしていて、 FinTというんですけど金融事業で初めは立ち上げました。」

それはどうなったんですか?

「元々シンガポールに留学していて、そこで日本とシンガポールの金融リテラシーの差を感じて、そこでその差を埋めた方がいいなと思ってt立ち上げたんですけど、全然金融のバックグラウンドがなかったのでうまくいかなくて、自分の強みを生かせる女性向けメディアというのを立ち上げた形になります。」

女性向けメディアに事業を変えてみて、実際どうなりましたか?

「これを運用し始めて、インスタグラムがちょうど伸びてたのでもう1年間で10万フォロワーをどんどん達成することによって、企業さんからのお声掛けがあったりとか自分たちの強みってここにあるんだというのを感じました。」

今100人を引っ張る社長さんとして活躍されていますが、ビジネスとはまた違う人間との駆け引きだったり、人を引っ張っていかなければいけないリーダーシップとか、そういうところというのは苦労されなかったんですか?

「そうですねもう毎回苦労していて、もうマネジメントでも初めすごい詰めて、なんでできてないんだみたいな、そういうのがやっぱ社長かなって思っちゃったんですけど、全然うまくいかなくて、やっぱり自分よりもできる人たちの方が多いので、そういうのをちゃんと引き出せることの方が大事だなとか、1個ずつ1個ずつ失敗しながらやっています。」

せっかくなので最近のトレンドとかSNSの傾向をお聞きしたいのですが、今は何が流行ってますか。

「今私達の中で熱量高いなというのはVTuber。バーチャルYouTuberといって、YouTubeの中でライブ配信をして、コミュニケーションをとりながらやるっていうところがすごく、VTuberは流行ってます。」

VTuberはどのようなところが面白いんですか?

「多分一緒に何かを体験してるような、ゲームを見ながら、面白い話をしたりとか身近なんだと思います。Z世代は多分あんまりアニメかどうかとか人かどうかみたいな気にしてるわけじゃなく、人だからアニメだからというよりかは、もうアニメの画像の人も人だというふうに捉えて、ライブ配信毎日してくれて、家に帰って、同じタイミングでいるみたいな感じなんですね。」

今後どういった変化があると思いますか?例えば新しいSNS出てくるんじゃないかとか。

「前回もお話させていただいたんですけどBeReal、続いてますね。むしろこれから広がってくると思います。今は友達同士の繋がりで、フォロワー数などはないんですが、これから企業アカウントとかそれこそ芸能人みたいなところが増えていくと思います。多分今は全然アプリ自体が稼げてない状況なので、ちょっと広告を入れたりとか、企業アカウントとかが入ってくると思います。」

最後になりますが、これからの夢を教えてください。

「日本企業を世界で勝たせたいと思っていて、日本のいいものは今、全世界に広がってないものもたくさんあると思うんですけど、今まではきっと世界で広げられたものもすごく多かった中で、そのプレゼンスが下がってきている、それをちゃんとあげられる会社日本で世界を勝たせられる会社にしたいなと思ってます。」

株式会社FinT 代表取締役の大槻祐依さんにお話を伺いました。ありがとうございました。


  • Facebook
  • X
  • LINE

TOP