2024.08.20
流行の0.5秒先
ONE MORNING「 The Starters 」
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして
そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。
今週と来週のゲストは株式会社FinT 代表取締役の大槻祐依さんです。
大槻祐依さんは、大学の起業家養成講座の受講や学内のビジネスコンテンツで優勝。そして、大学在学中の2017年にFinTフィントを起業し、SNSメディア「Sucle(シュクレ)」の運用や日本とベトナムでSNSマーケティング事業などを展開されています。
今週は主な事業内容について伺います。まずシュクレについて教えてください。
「シュクレは、「きょうのわたし、愛しいわたし」をコンセプトに、いろんなSNSで最新のかわいいトレンドを発信している女性向けSNSメディアです。Sucle SPICE CLUBというコミュニティもありまして、熱量の高いユーザーさんと一緒にイベントをやったりとかしていて、9月7日にイベント大型イベントをやるので、それの準備をしたりしています。シュクレのアカウントもいろいろあって、Instagramの他にもXもYouTubeもTikTokもやらせていただいて、それぞれのSNSの特性に合わせて内容も変わっています。Xだと、リアルタイムで大事なトレンドだったりとか、インスタだと写真付きの雑誌のような情報だったりを発信しています。」
現在ちなみにフォロワーはどのくらいいるんですか?
総合フォロワー数で100万人、主に大学生ぐらいが多くて、20代前半が多いかなと思います。
なぜSNSによって特徴を少しずつ変えてるんですか?
「本当にフォロワーさんの見方がSNSによって違うなと思っていて、Xで情報収集する考え方と、インスタグラムで情報収集しようというところの目線が違うので、それに合わせてユーザーさんに合わせて趣味嗜好も違うので、発信内容を変えています。例えばインスタグラムは世界観重視で見てる方が多くて、しっかり結構世界観のあるメディアなんですよ。なのでそのメディアの世界観伝えられるってところなんですけど、TikTokはより面白いものとか、そういうのが伸びやすいので、私達はコンテンツとして変えたりはしていますね。」
シュクレを展開する上で、具体的に社員の方たちは何をされてるんですか?
「そうですね、今最新のトレンドをリサーチしたりとか、インスタだったりXのSNSで発信するコンテンツを作ったりとか、シュクレの熱量高いファンイベントもあるのでそのイベントを企画したりとか、平均年齢26歳ぐらいで従業員100人ぐらいいるんですけど、そのメンバーがコンテンツを作っていたりとか、企業さんとのタイアップの企画をしたりしています。」
タイアップ広告とかコンセプト開発、ブランドプロデュースなどもされてるそうですね。
「はい。それこそアサヒビールさんのZ世代向けのビールのタイアップコンテンツ作ったりとか、それの夜ピクというのが、夜にピクニックするっていうのが今流行っているので、そこにビールを掛け合わせましょうっていう企画をしてインフルエンサーさんを呼んだりというのをやらせていただいたりとか、そういうインフルエンサーマーケティングで、シュクレ以外のSNSマーケティング事業というか、そっちがもはやメインになってきているんですけど、やらせていただいてます。」
例えば企業のインスタをプロデュースする場合は、どんなテクニックがあるんですか?
「そうですね、Z世代って広告に敏感なんですよ。なのでその企業さんの商品の背景を知ることによって、そこにインフルエンサーさんを掛け合わせて発信する、例えばこの前だと&honeyというシャンプーやらせていただいたんですけどそのシャンプーをずっと使ってたクレイジーマグネットさんっていうYouTuberの方がいて、その方々にタイアップするみたいなことをやると、やっぱりもうファンの方々がずっとすごい大好きだったシャンプーブランドからタイアップが来た!というので広告で嫌だっていうよりかは、そこの企画がもっとより受け入れられて販売されるみたいなのを企画しています。」
FinTではSNSマーケティングを展開されています。SNSマーケティングというのが、今話していただいた者ですか?
「そうですね、SNSを起点としたマーケティング支援で企業さんの公式アカウントの運用、インスタグラムの運用代行だったりTikTokのアカウントの運用をやったりとかインフルエンサーマーケティングももちろんやりますし、企業様のブランドの認知向上だったりとかもちろん売れるためにバズってどう売るかみたいなことをやらせていただいてます。」
最後に、これまで乗り越えてきたハードルを教えてください。
「たくさんあると思うんですけど、すごいZ世代が多く所属する会社なので、そこのマネジメントだったりとかはすごい大変だったかなと思います。」
株式会社FinT 代表取締役の大槻祐依さんにお話を伺いました。ありがとうございました。