三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2024.08.13

PRの力で日本一社会課題を解決する会社に

株式会社LITA
CEO
笹木郁乃さん
売上拡大のビジネスパートナーのPR代行サービスを展開



ONE MORNING「 The Starters 」
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして
そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

今週と来週のゲストは株式会社LITA CEOの笹木郁乃さんです。

宮城県出身の笹木郁乃さんは、大学卒業後、自動車部品メーカーに勤務。その後、エアウィーヴなどのPRを担当し、売上拡大に貢献。2016年に独立、2017年にLITAの前身となるPR会社を設立されています。

今週は佐々木さんのこれまでについて伺っていこうと思います。子供の頃大変な経験をされたんですよね?

「小学2年生のときに結構やんちゃでしたので、交通事故で車に当たってから脳を大きく打ったので手術をするという形で、そのときに20歳までに後遺症が出るかもしれない、歩けなくなったり喋れなくなったりする可能性もあるよって言われて脳の手術をしたんですね。そこからいつ死んでも後悔しない人生をというのが自分の中ですごい深くき生まれて、これは自分が将来80歳になっても後悔しない生き方かなとかというのを日々日々も人生の大きな決断をするというのが自分の中で育って、結果として今怖いとかできるかなってよりも80歳とか20歳とかなっても後悔しないこの生き方を後々振り返ったときにというのは多分結構誰よりも強く思ってるんじゃないかなと思います。」

大学が理系ということで、何か勉強されたいことや目標、当時あったんですか?

「元々数学とか物理が得意というところで理系の大学に入りまして、数学科というところに入ったんですけど、数学科で学んでも将来数学の先生になるか、それが全然関係ない営業職とかになるかという、それしかキャリアの道がなくて、でもこの自分の人生、大学生活、今後将来役に立つものを学びたいなということで工学部に転部して安全な車を作るという知識を学びたいなと思って、大学2年生のときに転部をしてそこからだいぶ勉強勉強の日々で首席で卒業するという目標を立てて、一応出席で卒業できたっていうのが、何か自分の大学生活の中でやりきった経験みたいなものでしたね。」

それで最初は自動車部品のメーカーに就職されるわけなんですが、そこでの経験はいかがでしたか?

「やってみたら自分の性格に合わないとか、あとは自分自身がいて誰かのこの人生変えたとか、企業の運命変えれたというやりがいの実感が、いまいち超上場企業、大手社員ももう何万人といる中の1人ということで何か自分がいなくてもきっとこの車はできるしみたいなところとかを考え出してモヤモヤし始めちゃったっていうのが、もちろん素晴らしい仕事なんですよ。ただ自分のこの笹木郁乃という生き方とか性格に合ってなかったってことなんですよね。」

会社に行けなくなってしまった時期もあったというふうに伺ったんですがそういったことはどうやって乗り越えて今に至ったんでしょうか?

「そのとき1冊の本に出会ったんですけど、バレーボールで18歳でがん宣告を受けて亡くなってしまった横山選手の本なんですけど、やっぱり命があるなら挑戦したかった、せっかく全日本に選ばれたのに結局出れずにいなくなってしまったみたいな本とかを読んで、どうしようと、このまま研究職やろうかな、やらないかな、でもせっかく行けたのに首席でも卒業したのにみたいな過去の栄光にすがりたい自分というのが、この横山選手の本を読んで、やっぱり私交通事故もあって、後悔ない生き方したいなっていうことで、自分が生きてて挑戦することで、どこかの会社の運命を変えるという、そこで小さい会社を自分の力で大きくという挑戦をしたいと思って、エアウィーヴと出会いましたね。」

まだまだ世の中に知られていなかったこのエアウィーヴ、今だと知らない人がいないぐらいのマットレスになってるわけですけども、そこに至るまでの経験を積んで、そこからLITAを創業するまでいろんなことがあったと思うんですけども、そこまでの経緯も伺ってもいいですか?

「やっぱりPRの力で無名の会社が有名になるということをめちゃくちゃ実感して、これをもっとたくさんの人に届けたいなって思ったんですよね。でもやっぱエアウィーヴの仕事もすごい楽しかったので、ずっとやるつもりでもあったんですけど、そんなときに出産をしてですね、1年位育休取って復帰したときに、ベンチャー企業でめちゃくちゃ挑戦をしながら、でも子育てもしっかりやるというこの両立がすごい難しくて悩んではい、でもやっぱ自分はPRに対しての情熱もあるしということで最終的に独立を選んで、そのときは本当にフリーランスとして子育てを両立しながらPRでもいろんな企業さんとか人に影響を与えるという選択肢をしましたね。逆に子供が生まれなかったらずっとエアウィーヴもしくはバーミキュラに居続けたと思うので、そういう意味では私は今の人生すごく気に入ってるというか、子供が生まれて本当によかったなと気づかせてもらいました。」

笹木さんは、4 月に『説明の上手い人が「最初の 1 分」でしていること』という本を刊行されています。こちらの本は、内容はどういったものになっていますか?

「私がPRのとき最初にめちゃくちゃ苦労したのが、元々研究職だったので、人前で喋るとか、メディアの方に会ってプレゼンするとかが怖すぎて、もうそろそろ時間なんでいいですかとかって、めっちゃ怖くよく言われてたんですよ。もうすごいトラウマで、本当喋るのやだって思って、そっから今に至っているんですけど、人は訓練して喋れるようになるなって自分が実感したので、それをおどおどしている、喋れなくてもうメディア怖いって思っている人に届けたい本ですね。」

詳しい内容はこの本をぜひ読んでいただきたいんですけども、簡単にワンポイントアドバイスでもいいんですけどどうやったら説明がうまくいかない人たち届けられるようになるんですか?

「そうですね、説明がうまくいかないときに頑張っていたのが、今日作った資料を全部伝えようとすることよりも、アイスブレイクが大事で、こんにちは、この番組いつも見てますとか誰々さんはどんな特集とかどんなネタ今探してるんですかという、むしろ相手のニーズを聞く時間をやってからそれに合わせにいくという、なので資料とか台無しになってもいいので、相手の話とか、今何を求めてるのかというのを最初に聞いちゃう。しかも本題もこっちからじゃなく、今何求めてます何のネタ探してますというところから、でそれを持ってますという後出しで。」

最後になりますがこれからの夢を教えてください。

「PRの力で日本一社会課題を解決する会社になるということで、無名とか素晴らしい商品あるのに困っているとか、そういう商品をとにかく広げて素晴らしい循環を作っていきたいなと思っています。」

株式会社LITA CEOの笹木郁乃さんにお話を伺いました。ありがとうございました。


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