2023.10.10
人と人が出会いやすい豊かな社会を
ONE MORNING「 The Starters 」
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして
そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。
今週のゲストは先週に引き続き、ミクステンド株式会社の北野智大さんです。
北野智大さんは、大学在学中にWeb制作事業を始め、2014年からリクルートの新規事業開発室でシステム開発などに従事。その後、2018年にミクステンドを創業されています。
今週は北野さんのこれまでについてうかがいます。
北野さんは昔からパソコンが好きだったとのことですが、どんなきっかけだったんですか?
「中学生の時に夏休みに読書感想文があって、原稿用紙に書いては消してというのをやっている中で、パソコンでやったらとても便利なんじゃないかということをふと思い出して、いざやってみたらやっぱり便利で、そこでパソコンやインターネットに可能性を感じたのがきっかけですね。最初は簡単な文章や簡単な絵を描くだけだったんですが、高校生になってからプログラミングやWebサイトの作成を始めて、大学に入ってからはスマートフォン向けのアプリなどを作ったりしていました。」
先週大学在学中にインターンとしてリクルートで働き始めたと伺いましたが、どうしてインターンをやってみようと思ったんですか?
「最初は1人で開発をやっていくのも良いかなと思ったんですが、1人で作れるものの限界を感じて、その時にチームで1つのものを作るということを学ばないといけないと思い、当時先端の開発を行っていたリクルートにインターンで入ったという経緯になります。」
実際にチームに入ってみて、学びたいものはありましたか?
「めちゃくちゃありました。個人で作っていたときはアプリを作って出せば使ってくれるだろうと思ってたんですが、実際は作ったものをどうやって売っていくのかとか、サービスをさらに改善していく人とか、いろんな人がいて初めてサービスができて成長していくんだということを身をもって学べましたね。」
リクルートで働きながらいつか起業しようという思いはあったんですか?
「高校生の頃からいつかは自分のサービスを作ってみたいなとは思っていました。調整さんの事業譲渡は狙っていないたまたまのタイミングでしたが、このタイミングだなと思いましたね。」
形としてはすでに動いている調整さんの事業譲渡を受けて、スムーズに移行できましたか?
「最初はとても苦労しました。これまでは大企業として色々なバックアップが知らないところであった中で、それを全て1人でやっていかなければならないということはとても大変でした。」
最後に、これからの夢を教えてください。
「色々考えていることはありますが、まずは僕らがやっている日程調整に対する負担をなくしていって、人と人が出会いやすい、きっかけが生まれやすいような豊かな社会を僕らのサービスで実現していきたいなと思っています。」
ミクステンド株式会社 代表取締役の北野智大さんでした。ありがとうございました!