三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2021.12.07

写真は、自分が幸せであることを伝えてあげるツール

株式会社ラブグラフ
CEO
駒下純兵さん
出張撮影サービスを展開する会社


ONE MORNING「 The Starters 」。
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。

ゲストは先週に引き続き、
出張撮影サービスを展開する株式会社ラブグラフ CEOの駒下純兵さんです。
おはようございます。

駒下純兵さんは大阪出身で現在28歳。
大学から始めたカメラの経験を活かしてミスコンや広告写真の撮影、
写真教室の講師などを務め、大学在学中の2014年に「ラブグラフ」を立ち上げ、2015年に法人化。
現在は写真撮影事業の他に写真教室やプロモーション事業なども行っています。


今週は駒下さんのこれまでと、起業した時のお話を伺っていきたいと思います。
早速ですけど、そもそもカメラを始められたきっかけは何だったのですか?

「高校ぐらいまでは趣味とか特技といえるものなかったんですけど、
大学で初めて仲良くなった先輩が、カメラをやっていて、
なんかこういう人でカメラにはまるならきっと面白いんだろうなと思って買ってみたら自分もはまったっていう感じですね。」


最初のカメラってどういうものだったか覚えてますか?

「本当にエントリー機と言うか、一眼レフと言われるものの中で一番安い5万円ぐらいのものでした。」

その時はどういった人ですとか、物を撮影されてたのですか?

「もともとは大学のミスコンの候補者を取るようなカメラマンをしばらくしていました。」


プロカメラマンになろうっていう気持ちがあったのですか?

「プロカメラマンなろうとは当時は考えていなかったです。」


そして、大学の在学中に今の会社を起業。

「元々は、個人事業主というか、起業するってよりは、どこかの会社に入って、
副業としてカメラマンやろうかなというつもりだったんですけど、思ったより全国のお客さんからご依頼が来るようになりまして、
最初は僕一人で飛び回っていたのですが、僕一人で行くよりも、現地のカメラマンが撮る形にした方が良いなと思い、
プラットフォームの形にしてくと、会社にした方がいいんじゃないかってところで会社にした感じですね。」

すごい、大学の在学中ですよね?
「2年生の時ですね。」

ラブグラフ起業されて、最初に扱ったのはカップルの写真だったのですね。
最初の評判はどうでしたか?

「特にカップルから始まったことが良かったなと思っていて、
家族から始まると、よくあるサービスだよねってなったんですけども、
カップルから始まったことで、テレビの方だったりとか、新聞とかウェブサイトのメディアの方に、
”今のカップルってプロのカメラマン写真撮ってもらうらしい”という新しさがあったので、そこで話題が広がりました。」

起業のきっかけは何だったんですか?

「僕の先輩にライフイズテックっていう会社をやってる水野さんという起業家の人がいるんですけど、
その人にこれ会社にしようか迷っているんですよって相談したら、
なに迷ってるんだよ!やるしかねえだろみたいな感じで言われて、話が終わった後に、
その水野さんが会社作るときにサポートしていた行政書士の方とつなげられて、
こいつ会社作りたいらしいからよろしくってグループ作られて、あれよあれよと会社ができました。」


最初の頃の PV 数、お客様のアクセスする数とかっていうのは当時どれぐらいでしたか?

「Twitter でラブグラフってサイトをリリースしましたって言った初日で3万 PV ぐらいあって、
当時その数字が凄いのか凄くないのか分かってなかったんですけど、
フォロワーは2000人とか3000人とかいたのですが、
依頼もたくさん来ましたし、メディアの方にも取り上げられましたし、
やっぱりウェブサイトの影響って大きかったと思いますね。」


お話聞いていたら、カメラ撮るのが好きで、
周りの力もありつつ、気づいたら社長になってビジネスになってたと。
そこだけ聞くと、すごく簡単そうにここまで来たように感じるのですが、
もちろん大変なことって沢山あったと思うんですよ。

「聞いてなかったですね、こんなに大変って。」

「ほんといろんなことがあったんですけど、最初に集めた仲間が辞めちゃうとか、最初は3、4人とかで始めたんですけど、
そのうちの一人は残ってるんですけど、その他のメンバー全員辞めちゃった経験もつらかったですし、
純粋に会社の業績は伸びなくて、売り上げが上がらないからコストだけがかさんでいって、会社潰れかけみたいな時もあったりして、
そういう時は大変でしたね。」


どうやって乗り越えたのですか?

「応援してくれる投資家の方とかを探したりとか、ぶっちゃけやめよっかなと思ったことは何回かあるんですけど、
それでも今集めたカメラマンの仲間とか、働いてくれている本社の人とか、
その人たちの顔を思い浮かべると、すごい悲しそうな顔するなと思ったし、
もし僕がやめちゃうと、これから先幸せにできたはずの人が幸せにならないって思うと、やっぱ続けるしかないかと思って頑張りました。」


ここまで、色んな経験をされていますが、まだ28歳。
可能性がたくさん残されています。

これからビジョンで言うと、カメラマン今700名ぐらいいらっしゃって、もっと増やしていきたいですか?

「カメラマンもエリアももっと増やしてきたいなと思っています。
メインは日本なんで、それを世界中でできると、世界中の人が幸せになってる光景は僕自身もワクワクしますし、
目指したいなと思いますね。」

素晴らしいお話いっぱい聞けました。
最後にこれからの夢教えてください。

「僕の夢聞かれた時にずっと世界平和って言ってるんですけど、
世界中人が今ある幸せみたいなところに気づけると世界平和になってくんじゃないかと思っていて、
写真は、今自分が幸せであることを伝えてあげるツールのひとつだと思ってるので、この写真を撮ってあげるっていう活動を通して、
世界中の人が、自分が幸せなんだなって思ってもらって、その結果世界が平和になっていけばいいなと思っています。」

2週にわたってありがとうございました。
株式会社ラブグラフ CEO の駒下純兵さんでした。

ありがとうございました。



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