2017.06.20
仏教の教えで世の中を明るく照らす
- 株式会社なか道
代表 - 青江覚峰
人生を楽しく生きるための研修ビジネス
今回も先週に引き続き、株式会社なか道 代表 青江覚峰さんにお越しいただきました。
青江さんは、1977年東京生まれ。
浄土真宗・東本願寺派「緑泉寺」というお寺のご住職です。
お寺の中で、真っ暗闇で精進料理を頂くイベント「くらやみごはん」をはじめ、
食を通じた新しいアプローチで仏教を伝える「料理僧」として活躍。
カリフォルニア州立大学にて経営学修士・MBAを取得しており、
新しいタイプのお坊さんとしても注目を集めています。
先週は、真っ暗闇で精進料理を頂くイベント「くらやみごはん」など、
なか道の今の事業についてご紹介しました!
今回は今後見据えるビジョンについてお伺いしました。
青江覚峰さんのお話です。
「今は、過去に考案した企画を行っていますが、今後は様々な伝統工芸、
伝統芸能の方の企画を教育に取り入れたいと思っています。
例えば、能楽師による研修を考えておりまして、
能というのは元々、戦国武将に対しては情操教育だったんです。
なので、昔の人は能を通じでこういう時にこういう判断をしたんだ、
こういうことを考えているんだというものを学んでいました。
これは、どんな時代でも人間の中では変わることはないと思います。
例えば、マネジメント向けの方に能を体験していただき、
能の中に伝わる話、精神を伝えていくというものを考えています。」
新しい研修の先に見据えるものは、
2020年の東京オリンピック・パラリンピックとも言います。
「東京オリンピック・パラリンピックは、スポーツの祭典と同時に
文化の祭典でもあります。そこで日本に誇る文化を様々な国の方に
体験していただきたい。インバウンドに向けての企画も考えています。」
世界中の人が日本を訪れる2020年。
青江さんが伝えたい、日本の文化の魅力とは何なんでしょうか?
「文化はどこでも長く続くこと、良いから続くというのが前提になるのですが、
特に日本の場合には長くその道を歩き続けていくことを一つ目的化していきますし、
それを通じて自分の人生観、生き方、生き様につながっていくのが、
独特なところであり、魅力だと思います。」
積極的に日本の文化を伝える取り組みを行う青江さん。
しかし、お坊さんと言う職業の方が、
会社を立ち上げてお金を稼ぐことには批判もあったと言います。
そんなことも覚悟しながら起業したのにはこんな思いがありました。
「会社を立ち上げる前に、10年位様々な企画をボランティアで行ってきました。
そこでは日本の文化の方、伝統工芸、伝統芸能、様々な方とイベントを行って、
PRして知ってもらうことで幸せな人生だと思っていましたが、
イベントに関わる人は、現実的には食べていけない、
結婚もできないのでやめるしかないという話を聞いたので、
ちゃんと経済を回しつつ、食べていける仕事をつくらないと行けないと思いました。
伝統芸能系の方というのは個人の方を対象にしていて、
昔はパトロンが支援をしていましたが、今はそういう時代でもない。
そう考えると企業と繋ぐ形が必要で、
それは研修という形が入りやすいと思い、スタートしました。」
自分の信念を持ち、一歩一歩自分の道を歩んで来た青江さん。
その先にあるものとは?最後に叶えたい夢について伺いました。
「一番は、関わる全ての方、またそれを通して周りの方がみんな幸せになってもらう、
人生を楽しく生きる、苦しまないで生きるキッカケになるような研修ビジネスを
たくさんつくっていきたいと思っています。
自分の身は一つなので、全部そこが繋がっていくようなものが、
自分にとっても一番生きやすい生き方になるんじゃないかと思います。」
二週続けて、株式会社なか道 代表 青江覚峰さんのインタビューお届けしました。
青江さん、ありがとうございました。
青江さんは、1977年東京生まれ。
浄土真宗・東本願寺派「緑泉寺」というお寺のご住職です。
お寺の中で、真っ暗闇で精進料理を頂くイベント「くらやみごはん」をはじめ、
食を通じた新しいアプローチで仏教を伝える「料理僧」として活躍。
カリフォルニア州立大学にて経営学修士・MBAを取得しており、
新しいタイプのお坊さんとしても注目を集めています。
先週は、真っ暗闇で精進料理を頂くイベント「くらやみごはん」など、
なか道の今の事業についてご紹介しました!
今回は今後見据えるビジョンについてお伺いしました。
青江覚峰さんのお話です。
「今は、過去に考案した企画を行っていますが、今後は様々な伝統工芸、
伝統芸能の方の企画を教育に取り入れたいと思っています。
例えば、能楽師による研修を考えておりまして、
能というのは元々、戦国武将に対しては情操教育だったんです。
なので、昔の人は能を通じでこういう時にこういう判断をしたんだ、
こういうことを考えているんだというものを学んでいました。
これは、どんな時代でも人間の中では変わることはないと思います。
例えば、マネジメント向けの方に能を体験していただき、
能の中に伝わる話、精神を伝えていくというものを考えています。」
新しい研修の先に見据えるものは、
2020年の東京オリンピック・パラリンピックとも言います。
「東京オリンピック・パラリンピックは、スポーツの祭典と同時に
文化の祭典でもあります。そこで日本に誇る文化を様々な国の方に
体験していただきたい。インバウンドに向けての企画も考えています。」
世界中の人が日本を訪れる2020年。
青江さんが伝えたい、日本の文化の魅力とは何なんでしょうか?
「文化はどこでも長く続くこと、良いから続くというのが前提になるのですが、
特に日本の場合には長くその道を歩き続けていくことを一つ目的化していきますし、
それを通じて自分の人生観、生き方、生き様につながっていくのが、
独特なところであり、魅力だと思います。」
積極的に日本の文化を伝える取り組みを行う青江さん。
しかし、お坊さんと言う職業の方が、
会社を立ち上げてお金を稼ぐことには批判もあったと言います。
そんなことも覚悟しながら起業したのにはこんな思いがありました。
「会社を立ち上げる前に、10年位様々な企画をボランティアで行ってきました。
そこでは日本の文化の方、伝統工芸、伝統芸能、様々な方とイベントを行って、
PRして知ってもらうことで幸せな人生だと思っていましたが、
イベントに関わる人は、現実的には食べていけない、
結婚もできないのでやめるしかないという話を聞いたので、
ちゃんと経済を回しつつ、食べていける仕事をつくらないと行けないと思いました。
伝統芸能系の方というのは個人の方を対象にしていて、
昔はパトロンが支援をしていましたが、今はそういう時代でもない。
そう考えると企業と繋ぐ形が必要で、
それは研修という形が入りやすいと思い、スタートしました。」
自分の信念を持ち、一歩一歩自分の道を歩んで来た青江さん。
その先にあるものとは?最後に叶えたい夢について伺いました。
「一番は、関わる全ての方、またそれを通して周りの方がみんな幸せになってもらう、
人生を楽しく生きる、苦しまないで生きるキッカケになるような研修ビジネスを
たくさんつくっていきたいと思っています。
自分の身は一つなので、全部そこが繋がっていくようなものが、
自分にとっても一番生きやすい生き方になるんじゃないかと思います。」
二週続けて、株式会社なか道 代表 青江覚峰さんのインタビューお届けしました。
青江さん、ありがとうございました。