2017.05.09
ひとり家電メーカーから真の家電メーカーへ
- 株式会社UPQ
代表 - 中澤優子
様々な人の協力を得て出来たものづくり
今回も先週に引き続き、
株式会社UPQ代表 中澤優子さんにお越しいただきました。
中澤さんは、2007年に大学を卒業、カシオに入社。商品企画を担当するも5年で退社。
2013年に秋葉原にカフェをオープン、そのオーナーを経て、
2015年 家電メーカーUPQを創業。これまでに家電業界の常識を
変えた「ひとり家電メーカー」として注目を集めています。
大手家電メーカーとは全く違うスタイルで、次々と新商品を生み出す中澤さん、
そんな中で、一際目を引くのが折りたたみ式の電動バイク。
今までにない製品だけに商品化までには様々な苦労があったと言います。
「日本の道路交通法に合わせるために、テールランプの規格だったり、
ウィンカーの距離を規定に合わせたり、開発ももちろん大変だったんですが、
販売するというのも結構大変でした。
弊社のいままでの製品は、いわゆる家電製品で、今回の電動バイクも
家電量販店さんが売りたいと声を上げてくださったんですが、
バイクを売ったことがない、整備士もいない中で、
どうやって販売するかが一番の課題で、
販売ルートを構築するのに時間がかかりました。」
「ひとり家電メーカー」として注目を集めたUPQも、今では5人のメンバーが所属。
会社のメンバーはもちろん、様々な人の支えでここまでこれたと振り返ります。
「そもそも立ち上げた時には、DMM.make AKIBAというハードウェアの
スタートアップが集まる場所で企業をしました。
そこには同じような志で企業した仲間がたくさんいて、
そんな繋がりから会社に入ってもらった人もいますし、
販売で言うと一緒になってIoTゾーンをつくろうと協力して、
ものを広げていったりすることもあるので、
そんなコワーキングスペースのコミュニケーションていうのはすごく大事でした。
大手の販売店さんも、私達のようなベンチャーのブランドを
取り扱っていただくという大きな一歩を踏み出して頂いて、
一緒になって勉強会をやったり、準備したりしてくださって、
ようやく店頭での販売が広がってきています。
元々はECサイト上で買えればいいと思っていたんですが、
やはりハードウェアなので触ってなんぼ、
見れる場所をつくっていただいたからこそ今の私達がいると思っています。」
最後に、これからのビジョンについて伺いました。
「今、ちょうど8ヶ月になる息子がいるんですが、母として並走することになるので、
より一層、色んな人の協力を得ながら仕事をしなきゃいけない立場になっています。
最初はひとり家電として注目を浴びましたが、一人ではものはつくれないし、
売れないというところで、仲間集めと、UPQというブランドを強固にする、
私も他のメンバーも支えていくという組織づくりをして、
会社として続く形を早くつくるということに注力していきたいと思います。」
母として、UPQの代表として、さらにはカフェの店員として今も立つことがあるという中澤さん。
カフェに立つ時間も、新製品の開発のいい刺激になっているそうです。
今後、どんな個性的な製品が登場するのか、UPQのものづくりに注目です。
中澤さん、ありがとうございました。
株式会社UPQ代表 中澤優子さんにお越しいただきました。
中澤さんは、2007年に大学を卒業、カシオに入社。商品企画を担当するも5年で退社。
2013年に秋葉原にカフェをオープン、そのオーナーを経て、
2015年 家電メーカーUPQを創業。これまでに家電業界の常識を
変えた「ひとり家電メーカー」として注目を集めています。
大手家電メーカーとは全く違うスタイルで、次々と新商品を生み出す中澤さん、
そんな中で、一際目を引くのが折りたたみ式の電動バイク。
今までにない製品だけに商品化までには様々な苦労があったと言います。
「日本の道路交通法に合わせるために、テールランプの規格だったり、
ウィンカーの距離を規定に合わせたり、開発ももちろん大変だったんですが、
販売するというのも結構大変でした。
弊社のいままでの製品は、いわゆる家電製品で、今回の電動バイクも
家電量販店さんが売りたいと声を上げてくださったんですが、
バイクを売ったことがない、整備士もいない中で、
どうやって販売するかが一番の課題で、
販売ルートを構築するのに時間がかかりました。」
「ひとり家電メーカー」として注目を集めたUPQも、今では5人のメンバーが所属。
会社のメンバーはもちろん、様々な人の支えでここまでこれたと振り返ります。
「そもそも立ち上げた時には、DMM.make AKIBAというハードウェアの
スタートアップが集まる場所で企業をしました。
そこには同じような志で企業した仲間がたくさんいて、
そんな繋がりから会社に入ってもらった人もいますし、
販売で言うと一緒になってIoTゾーンをつくろうと協力して、
ものを広げていったりすることもあるので、
そんなコワーキングスペースのコミュニケーションていうのはすごく大事でした。
大手の販売店さんも、私達のようなベンチャーのブランドを
取り扱っていただくという大きな一歩を踏み出して頂いて、
一緒になって勉強会をやったり、準備したりしてくださって、
ようやく店頭での販売が広がってきています。
元々はECサイト上で買えればいいと思っていたんですが、
やはりハードウェアなので触ってなんぼ、
見れる場所をつくっていただいたからこそ今の私達がいると思っています。」
最後に、これからのビジョンについて伺いました。
「今、ちょうど8ヶ月になる息子がいるんですが、母として並走することになるので、
より一層、色んな人の協力を得ながら仕事をしなきゃいけない立場になっています。
最初はひとり家電として注目を浴びましたが、一人ではものはつくれないし、
売れないというところで、仲間集めと、UPQというブランドを強固にする、
私も他のメンバーも支えていくという組織づくりをして、
会社として続く形を早くつくるということに注力していきたいと思います。」
母として、UPQの代表として、さらにはカフェの店員として今も立つことがあるという中澤さん。
カフェに立つ時間も、新製品の開発のいい刺激になっているそうです。
今後、どんな個性的な製品が登場するのか、UPQのものづくりに注目です。
中澤さん、ありがとうございました。