2017.03.14
知識と意識で社内に真のダイバーシティを
- 株式会社Letibee
代表 - 榎本悠里香
次の世代にバトンを渡す
- 株式会社Letibee
創業者 取締役 - 外山雄太
今回も先週に引き続き、株式会社Letibee代表 榎本悠里香さん、
創業者で取締役の外山勇太さんにお越しいただきました。
創業は2014年、株式会社Letibeeは、
企業向けのLGBT研修を中心としたサービスを提供する日本ではまだ数少ない、
性的マイノリティに関するソーシャルベンチャーです。
今回は、メインサービス「LGBT向け企業研修」について榎本さんに伺いました。
「知識と意識をテーマにしていて、
そもそも私達の研修を受ける人はLGBTを何か知らない、
あるいは、ニュースで見たことあるがよく知りません。
なので、まずはLGBTがそれぞれどういう意味なのかだったり、
それ以外にもセクシャリティが無限にあるという知識だったり、
あとは、海外と日本でLGBTが人権的にどう捉えられているかという話をします。
ただ、知識だけだと逆に知ってしまったからこそ、
コミュニケーションをとるのが怖くなってしまう人がいるので、
後半では、知識として知ることも大事ですが、そもそも元々私達の中にある、
培った男らしさだったり、女らしさだったり、ジェンダーの話だったりを
一旦振り返って、そこから自分たちが無意識に持ってしまっている偏見に目を向けて、
改めてダイバーシティとは何かを一緒に考えていきましょう
というワークショップをしています。
なので一周回って研修を受けた後に、LGBTが何か分かるし、
なおかつ意識的な部分では同じ人間だから変わらない、でもそこで何が出来るかは、
一緒に考えていこうというモチベーションのなろうというのが研修の目的ですね。
企業ができるパートと、私達が提供できるパートというのがあるので、
それを一緒にすることで、より社会に対して良いメッセージだったり、
いろんなインパクトを残す方が私たちは社会的に面白いと思っていますね。」
今まで行ってきた研修は100〜150ほど。
最近益々増えてきているそうです。LGBTへの理解が少しずつ進んでいく中、
最後にお二人に今後取り組んていきたいことについて聞きました。
まず、外山さんのお話です。
「研修での知識と意識というのもそうですが、例えば人の感性に訴える様な形で…
今は、同性婚の賛成率が70代は20パーセントちょっと、
20代は70パーセントくらい。
若い世代の人はジェンダー感から開放されつつあって、
やっぱり今後必要になるのは、そういうのを全然いいという人が
周りにいることに気づいて、それが自然だと気づいてもらうプロジェクトを
やっていきたいと思っています。。」
続いて榎本さんです。
「最近LGBTがニュースで取り上げられることになったものの、
この運動をやっている人は何十年前からいるわけで、
それぞれの時代でそれぞれの活動をして、
私も外山もカミングアウトして生きているんですが、それが昔だったら
カミングアウト出来ない社会だったかもしれないと思っています。
次の時代もより多様な社会になると思うので、そこにちゃんとバトンを渡していく、
自分たちもそこに合わせて変わっていく。外山が言ったようなプロジェクトだったり、
価値観や感性で訴えかけられるものだったり、
伝え方も工夫していきたいと思っています。」
より細分化する多様性の時代に向けて様々な価値観の理解、意識は欠かせません。
こうした取り組みに今後も注目です!
榎本さん、外山さん、ありがとうございました!
創業者で取締役の外山勇太さんにお越しいただきました。
創業は2014年、株式会社Letibeeは、
企業向けのLGBT研修を中心としたサービスを提供する日本ではまだ数少ない、
性的マイノリティに関するソーシャルベンチャーです。
今回は、メインサービス「LGBT向け企業研修」について榎本さんに伺いました。
「知識と意識をテーマにしていて、
そもそも私達の研修を受ける人はLGBTを何か知らない、
あるいは、ニュースで見たことあるがよく知りません。
なので、まずはLGBTがそれぞれどういう意味なのかだったり、
それ以外にもセクシャリティが無限にあるという知識だったり、
あとは、海外と日本でLGBTが人権的にどう捉えられているかという話をします。
ただ、知識だけだと逆に知ってしまったからこそ、
コミュニケーションをとるのが怖くなってしまう人がいるので、
後半では、知識として知ることも大事ですが、そもそも元々私達の中にある、
培った男らしさだったり、女らしさだったり、ジェンダーの話だったりを
一旦振り返って、そこから自分たちが無意識に持ってしまっている偏見に目を向けて、
改めてダイバーシティとは何かを一緒に考えていきましょう
というワークショップをしています。
なので一周回って研修を受けた後に、LGBTが何か分かるし、
なおかつ意識的な部分では同じ人間だから変わらない、でもそこで何が出来るかは、
一緒に考えていこうというモチベーションのなろうというのが研修の目的ですね。
企業ができるパートと、私達が提供できるパートというのがあるので、
それを一緒にすることで、より社会に対して良いメッセージだったり、
いろんなインパクトを残す方が私たちは社会的に面白いと思っていますね。」
今まで行ってきた研修は100〜150ほど。
最近益々増えてきているそうです。LGBTへの理解が少しずつ進んでいく中、
最後にお二人に今後取り組んていきたいことについて聞きました。
まず、外山さんのお話です。
「研修での知識と意識というのもそうですが、例えば人の感性に訴える様な形で…
今は、同性婚の賛成率が70代は20パーセントちょっと、
20代は70パーセントくらい。
若い世代の人はジェンダー感から開放されつつあって、
やっぱり今後必要になるのは、そういうのを全然いいという人が
周りにいることに気づいて、それが自然だと気づいてもらうプロジェクトを
やっていきたいと思っています。。」
続いて榎本さんです。
「最近LGBTがニュースで取り上げられることになったものの、
この運動をやっている人は何十年前からいるわけで、
それぞれの時代でそれぞれの活動をして、
私も外山もカミングアウトして生きているんですが、それが昔だったら
カミングアウト出来ない社会だったかもしれないと思っています。
次の時代もより多様な社会になると思うので、そこにちゃんとバトンを渡していく、
自分たちもそこに合わせて変わっていく。外山が言ったようなプロジェクトだったり、
価値観や感性で訴えかけられるものだったり、
伝え方も工夫していきたいと思っています。」
より細分化する多様性の時代に向けて様々な価値観の理解、意識は欠かせません。
こうした取り組みに今後も注目です!
榎本さん、外山さん、ありがとうございました!