三協フロンテア presents The Starters(ザ スターターズ)

パーソナリティ ユージ・吉田明世20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、
彼らがどんな発想や未来への展望を持ってブレイクスルーを起こそうとしているのかお話を伺います。
高い意識とモチベーションで社会に風穴を開けようと取り組む彼らの話が、
「あなたも、世の中を変えられる!」という、
朝、仕事へ向かうビジネスパーソンのやる気のカンフル剤になることを目指してゆきます。

Guest ゲスト

2017.02.28

世の中の眠る力に革新を

松本隆一
CBcloud株式会社
代表
松本隆一
究極の人材マッチングプラットフォームへ

今回も先週に引き続き、
CBcloud株式会社 代表 松本隆一さんにお越しいただきました。

松本さんは、沖縄県出身。88年うまれ。現在 28才。
羽田空港の航空管制官などをされていましたが、
義理の父親の運送会社事業を引き継ぎ、2013年にCBクラウドを設立。
いわゆる軽トラックのドライバーと、荷主のマッチングサービスを行ってます。
現在社員は8名。松本さんが地道に声をかけ、集めたメンバーです。
会社では年上の人も多いということですが、
コミュニケーションする上で心がけている義理の父親の教えがあるといいます。

「ドライバーの方は個人事業主ということもあり、
 プライドが高い方もいらっしゃいます。
 面と向かって対立することもありますが、義理の父から
 『何処かで逃げ道を作ってあげなさい。それが成功の秘訣だよ』と教えられ、
 それを引き継いでトライしています。」

何処かで回避できる道を示してあげる。
これは、航空管制官の仕事とも共通することですが、
さらに、会社名も航空管制官と関係があるそうです。

「社名のCBというのが業界では積乱雲という言葉で、
 その積乱雲の様に急激に成長して業界に風雲児的な存在に
 なれればという思いを込めています。」 

最後に今後会社を通じて叶えたい夢について伺いました。

「私達がやっているのはものづくりではなく、仕組みづくりだと思っています。
 日本はものづくりで発展してきましたが、仕組みづくりではで追いやられています。
 日本初の仕組みをつくり、グローバルに展開していきたいと考えています。
 今は物流という視点でやっていますが、視点を変えれば
 究極の人材マッチングプラットフォームだと考えることもできます。
 物流も自動化が進む中、ラストワンマイルといわれる最後の部分は、
 どうしても人の力が必要になると言われているので、
 人間のアナログ的な良さをITで引き出していきたいと思っています。
 会社のビジョンとして掲げているのが「世の中の眠る力に革新を」ということで、
 ドライバーや配送員の能力を相手を使って引き出したいと、
 それが会社に強みになっていくと考えています。
 また、それができればこの先も必ず生き残っていけると思っています。」

来週も引き続き、CBcloud株式会社代表、松本隆一をお迎えしました。
松本さん、ありがとうございました!
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