2017.02.14
多様な働き方を生み出す会社に
- 株式会社エニタイムズ
創業者 CEO - 角田千佳
弱く繋がっていく大切さ
今回も先週に引き続き、
株式会社エニタイムズ 創業者 CEO 角田千佳さんにお越しいただきました。
角田さんは、1985年 5月うまれ。現在 31才。
大手証券会社、IT企業を経て、2013年、28才でエニタイムズを創業。
エニタイムズでは、インターネットを通して近所の人と会って助け合うことが
できるアプリの提供・運営をしています。
昔からある人々のコミュニティ「恩送り」にも似ていますが、
このサービスの肝となるのはどんなことなのか、伺いました。
「昔だったら簡単な言葉で言うと強いつながりがありました。
同じ町内会の仲間、血縁の家族だったり。
そうすると、お互いにボランティアに助け合う関係が生まれたんですね。
でも今、それが薄くなってきて、インターネットを用いても、
強いつながりを生むのも難しくなってきているし、求められてないとも思うんですね。
なので、その時に必要になるのが強い繋がりに対して、弱い繋がり。
ちょっとした知り合いや、知り合いの知り合いなど、必要な時に助けてくれる人が
何処かにはいると。そういう繋がりだと思っていて、ただ、強い繋がりでは
ボランティアで成立していましたが、弱い繋がりだとそれが成立しません。
そこで、間にお金を挟むことで、煩わしさや申し訳無さを消くしていく。
それが新しい地域のコミュニティ、繋がりなのかと考えています。」
人と人とのつながりを大切にするサービス。
社員同士の繋がりについてはどんな考えをお持ちなのでしょうか?
「とにかくフラットにすることをたいせつにしています。
私は社長ですが、一つの役割に過ぎないと思っていて、
誰でもフラットにお互いに意見が言える環境を心がけています。
あと、採用の基準としてグローバルな企業を目指していることもありますが、
国籍や性別や文化で差別しないことはもちろん、どういうビジョンを持っているか、
どういったスキルを持っているかを大切に採用したら、
結果インターナショナルなチームになりました。
最初からお互いの違いを認め会えるので、それによってより繋がりが強くなっています。」
社員11人のうち、6名の外国の方で、5カ国籍の方が在籍。
英語か日本語が共通言語で、
それ以外にタガログ語、中国語、韓国語などが飛び交うエニタイムズの社内。
最後にこれから、叶えたい夢について伺いました。
「地域の繋がりや近所の繋がりをつくりたいのはもちろんですが、
多様な働き方を生み出していきたいというところが非常に大きいです。
今までは固定観念や社会の枠とか、こうあるべき、
このレールに乗るべきというものが、非常に強かったと思います。
しかし今、テクノロジーが色々発展し、副業も認めら始めています。
そんな時にどういった仕事をすれば良いのか、沢山の選択肢を持てる、
自分の力を発揮できる社会になれば、より豊かな社会になると思っています。」
先週に引き続き、株式会社エニタイムズ 創業者 CEO
角田千佳さんをお迎えしました。
ありがとうございました。
株式会社エニタイムズ 創業者 CEO 角田千佳さんにお越しいただきました。
角田さんは、1985年 5月うまれ。現在 31才。
大手証券会社、IT企業を経て、2013年、28才でエニタイムズを創業。
エニタイムズでは、インターネットを通して近所の人と会って助け合うことが
できるアプリの提供・運営をしています。
昔からある人々のコミュニティ「恩送り」にも似ていますが、
このサービスの肝となるのはどんなことなのか、伺いました。
「昔だったら簡単な言葉で言うと強いつながりがありました。
同じ町内会の仲間、血縁の家族だったり。
そうすると、お互いにボランティアに助け合う関係が生まれたんですね。
でも今、それが薄くなってきて、インターネットを用いても、
強いつながりを生むのも難しくなってきているし、求められてないとも思うんですね。
なので、その時に必要になるのが強い繋がりに対して、弱い繋がり。
ちょっとした知り合いや、知り合いの知り合いなど、必要な時に助けてくれる人が
何処かにはいると。そういう繋がりだと思っていて、ただ、強い繋がりでは
ボランティアで成立していましたが、弱い繋がりだとそれが成立しません。
そこで、間にお金を挟むことで、煩わしさや申し訳無さを消くしていく。
それが新しい地域のコミュニティ、繋がりなのかと考えています。」
人と人とのつながりを大切にするサービス。
社員同士の繋がりについてはどんな考えをお持ちなのでしょうか?
「とにかくフラットにすることをたいせつにしています。
私は社長ですが、一つの役割に過ぎないと思っていて、
誰でもフラットにお互いに意見が言える環境を心がけています。
あと、採用の基準としてグローバルな企業を目指していることもありますが、
国籍や性別や文化で差別しないことはもちろん、どういうビジョンを持っているか、
どういったスキルを持っているかを大切に採用したら、
結果インターナショナルなチームになりました。
最初からお互いの違いを認め会えるので、それによってより繋がりが強くなっています。」
社員11人のうち、6名の外国の方で、5カ国籍の方が在籍。
英語か日本語が共通言語で、
それ以外にタガログ語、中国語、韓国語などが飛び交うエニタイムズの社内。
最後にこれから、叶えたい夢について伺いました。
「地域の繋がりや近所の繋がりをつくりたいのはもちろんですが、
多様な働き方を生み出していきたいというところが非常に大きいです。
今までは固定観念や社会の枠とか、こうあるべき、
このレールに乗るべきというものが、非常に強かったと思います。
しかし今、テクノロジーが色々発展し、副業も認めら始めています。
そんな時にどういった仕事をすれば良いのか、沢山の選択肢を持てる、
自分の力を発揮できる社会になれば、より豊かな社会になると思っています。」
先週に引き続き、株式会社エニタイムズ 創業者 CEO
角田千佳さんをお迎えしました。
ありがとうございました。