前田名曲センター【あいみょん♪君はロックを聴かない】
『SHOWROOM主義』は、夢を追いかける人を、リスナーの皆さんと一緒に見守り、応援していく番組。
今週はあるアーティスト、ある1曲について、前田代表が深掘り、語り尽くす音楽特集、題して「前田名曲センター」をお送りしました!
今回深掘りする楽曲は、あいみょん『君はロックを聴かない』です♪
まずはこの曲のメロディーのお話からスタート!
実際に前田代表がギターを演奏しながら「ここが面白い!」と語ったポイントは、歌詞とコードから受けるイメージがリンクしていること!
メジャーコードという明るいイメージのコード進行の時は歌詞も明るく、反対にマイナーコードという哀愁漂うイメージのコード進行の時は歌詞も不安な感じになっていると言います。
最近では、あえて歌詞とコードのイメージを逆にする楽曲も多い中で、この王道で真っ直ぐな感じが好き!と語りました!
続いて、歌詞を前田代表なりに深掘りしていきました!
(ここからは、あいみょん『君はロックを聴かない』の歌詞を見ながら読むとご理解いただきやすいです。ぜひご準備を!)
一番大事なキーワードとなる"ロック"という言葉について、「この言葉をチョイスしたことがすごい!」と絶賛!
前田代表曰く、「具体的すぎず、抽象的すぎない」とのこと。
"ロック"という言葉の具体性で印象を与えつつ、誰にでも当てはまるような抽象性があると言います。
だからこそどの世代のどんな人が聴いても、それぞれの青春を思い出すような曲に仕上がっているのではないかと分析しました!
ここからは歌詞を順番に見ながらストーリーを組み立てていきます。
出だし「少し寂しそうな君に〜」からは、この曲の主人公が誰かに片思いをしていて、その子を不器用ながらも元気づけようとしていることがわかります。
続く「埃まみれドーナツ盤には〜」の部分には、味わい深さが出ている!と力説!
埃まみれのドーナツ盤=レコードからはいろんなことが読みとれると話し、
?埃まみれ + レコード盤 = 昔のお話?
?レコードで音楽を聴く = 主人公は音楽に対するこだわりがある?
などを例に挙げ、思い入れのある曲を相手に聞いてもらおうとしていることがわかります。
そのあとの「息を止めすぎたぜ」の言い回しが、経験のなさそうなチェリー感を漂わせていると分析しました。
そしてサビ「君はロックなんか聴かないと思いながら〜」からは、エゴと思いやりのせめぎ合いが見て取れると言います。
この歌詞から、恋愛は完全に利他にならなくてもいい、自分の好きなものに真っ直ぐ向き合ってそれをお互いで交換するのが恋愛なのではないかと考察します。
相手の好きなものに合わせることもいいけれど、自分が熱中できる好きなものを相手にぶつけてみるのも楽しいよねと思えたのだそう。
この「好きを与える」はいいねが経済になる共感経済にもつながるかも、と語り、このサビを聞くたびに考えてしまって、頭が爆発しそうになる!?のだとか!
この歌の恐ろしさは、恋愛じゃなくても成立するというところ!?
例えば、お父さんが息子に「お父さんはこういう曲(ロック)を聴いて青春を乗り越えたんだよ」と説いているようにも聞くことができるとのこと。
後半でようやく恋人だと確認できる歌詞になっていますが、それも「恋人のように」というフレーズで遠回しに暗示しているだけで、いろんな人たちに届くような言い回しになっていると考察します。
前田代表は、日ごろから「熱中できる・ワクワクできる"好き"を見つけよう!」と言っていることから、このように聞こえたのかもしれないと語ります。
皆さんにはどのように聞こえましたか?
2回目となる前田名曲センター、いかがでしたでしょうか?
「前田代表にこの曲を分解してほしい!」というメッセージもお待ちしています!
来週はどんなお話が飛び出すのか…お楽しみに!