作家・人工知能研究者の黒川伊保子さんをお迎えしました♪?
『SHOWROOM主義』は、夢を追いかける人を、リスナーの皆さんと一緒に見守り、応援していく番組。
先週に引き続き、今週のゲストは、ベストセラーになっている『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』の著者としてお馴染み、作家で人工知能研究者の黒川伊保子さんをお迎えしました!
今週は、問題解決型の男性脳と共感型の女性脳は、オーブンと炊飯器くらい違う!というお話からスタート!
基本的に、ゆっくり考えれば男女の思考の違いはないと言いますが、脳が緊張してとっさに使う思考回路に男女で違いがあり、
この違いがコミュニケーションストレスの約70%を占めていると語ります。
実際、黒川さんのもとに届いた女性からの不満で、男性に愚痴をこぼしたり悩みを相談したりすると、「君もさ…」「相手もこう思って…」と切り返されて、女性が「この人わかってくれない!」と思ってしまうというものがあるのだそう。
男性は問題解決してあげようと思い、女性は共感してもらって落ち着きたいと思っている違いから、すれ違いが起こっているのだと言います。
これに対し前田代表は、男性側からすると「共感しても解決しないからここで解決しておいた方が親切では?」という愛情や優しさからくる行為だと話しますが、黒川さん曰く、女性は、共感さえしてもらえれば、自身の中でプロセス解析が起き、自分で問題解決ができるようになっているのだそう。なので、女性が謙虚に問題解決できるよう、男性はとにかく共感をすることが大事なのだとお話いただきました!
この話を聞いた前田代表、パートナーを探すときに、最初の家電に例えて、オーブンはオーブンを探したらいいのか、それとも炊飯器だとしてもオーブンに変えていけば、男女のすれ違いは防げるのでは?と疑問が。
これに対し黒川さんは、恋愛においては、自分と正反対の人と恋愛するようにできていると言います。違うから相手を変えようとするのではなく、違うからこそお互いの考え方の違いを面白がるといいと話します。思考が違うことをお互いに理解し、トラブルが起きたときにこうやって対応しよう、というルールを設けておいたり、コミュニケーションをゲーム化していくといいのではないかと解決方法をアドバイスくださいました!
ここで話は、プライベートなことではなく、仕事でのコミュニケーションの話題に。
経営者・上司は、目的思考型なのに対し、部下は、自分の頑張りに対し共感してほしい!という共感型になりがちだと話します。
この場合、会社は基本問題解決型で動いているので、共感型の発言をするのが悪い!と黒川さんは一刀両断!
下方修正を上司に提案するときに、共感型の人がしてしまいがちなことは、修正に至るまでの辛かったことを上司に報告してしまう、ということ。上司は問題解決をしようとするので、その一つ一つを叱ってしまうのだと言います。
なので、まずは結論と目的を最初に言えばいいのだそう!
ネガティブなことを言わなければいけないときは、"全体の幸せのために"を理由にポジティブなことを言うようにすることもアドバイスいただきました!
来週はどんなお話が飛び出すのか…お楽しみに!