新企画!前田名曲センター【スピッツ♪チェリー】
『SHOWROOM主義』は、夢を追いかける人を、リスナーの皆さんと一緒に見守り、応援していく番組。
今回はスペシャル企画!あるアーティスト、ある1曲について、前田代表が深掘り語り尽くす音楽特集、題して「前田名曲センター」をお送りしました!
今回深掘りする楽曲は、スピッツ『チェリー』です♪
まずは『チェリー』のメロディーのお話からスタート!
Aメロ「君を忘れない〜」のコード進行がとあるクラシックの名曲のコード進行を一緒なのだと言います。
そのクラシック音楽とは…パッヘルベルの『カノン』!
音楽には"感動するコード進行"というものが存在し、長く愛されている名曲にはよく使われているのだと解説しました!
続いて、歌詞を前田代表なりに深掘りしていきました!
(ここからは、スピッツ『チェリー』の歌詞を見ながら読むとご理解いただきやすいです。ぜひご準備を!)
結論から言えばこの曲は、「お別れをしたけど気持ちが残ってる未練たらたらチェリーボーイの曲」!?
ここからは大事なフレーズをピックアップしながら読み解いていきます。
まずはAメロ「生まれたての太陽と〜」の部分から。
太陽があるかないかで、自分の進む道が明るいか、明るくないかということは理解できますが、この「生まれたて」とは?
前田代表は、恋人と別れたばかりで、これからの自分の道の照らそうと無理矢理作り出した明るさだから「生まれたて」と表現したのではないかと語ります。
あえて前向きに、希望を持とうとしているところから、未練が残っている様子がうかがえます。
このように、すんなり意味が分かる歌詞と「なんだそれ?」という歌詞が交互に出てきて、行ったり来たりするところに面白さを感じているとのこと。
2番のAメロ「こぼれそうな思い 汚れた手で〜」の部分。
なぜ「汚れた手」なのかは、"未練がましい自分は汚い"という考えからなのではないかと考察します。
続く「あの手紙はすぐにでも〜」で出てくるこの"手紙"は、そのままの意味と他に、自分の未練を比喩しているのではないかと分析。
よって、
?(相手がまだ手紙を持っていると分かって)気持ちをこれ以上助長させないでほしい
?(手紙=未練を)自分の中で捨てて気持ちごとさっぱり忘れてしまいたい
の2通りの解釈ができると言います。
また、2番サビの最後「君とめぐり合いたい」からは、今世で結ばれることは諦めるという輪廻感が感じられると深掘りしました!
そして、前田代表が「鳥肌が立った!」と言う、一番分析したかったCメロの一節は
「悪魔のふりして切り裂いた歌を 春の風に舞う花びらに変えて」。
なかなか断ち切ることができない思いと、桜、そして春という新しいことが始まることを連想させる言葉と重ね合わせる感性が凄い!と語ります。
切り裂かれた思いを桜の花びらにふわりと変えて断ち切り、前向きなものに転換しようとしていて、まさに春にぴったり!
嫌なことを悪魔のふりして切り裂いて、春の桜、前向きなものに転換してよりよく生きていこうという思いが込められていると考察しました!
今回の企画を敢行してみて、1曲でマイナスなこともポジティブに転換して、春の風に乗せて軽やかな気持ちにさせてくれる音楽、やっぱりすごい!と音楽の力を再確認したようでした。
また、「前田代表にこの曲を分解してほしい!」というメッセージも待っています!と呼びかけました!
来週はどんなお話が飛び出すのか…お楽しみに!