10月のゲスト【古坂大魔王さん】その?
『SHOWROOM主義』は、夢を追いかける人を、リスナーの皆さんと一緒に見守り、応援していく番組。
今月のゲストはお笑い芸人で大ヒット音楽プロデューサーでもある古坂大魔王さん。
前回の最後に語っていただいた「バランス感覚」について、さらに掘り下げていきます!
ベタとシュール、マーケットインとクリエイティビティのバランスを冷静に振り返られるように、前田代表は「神の目線」で物事を見る時間をスケジュールに組んでいるのだそう。気づかないうちにロジックモンスターになっていたりすることがあり、感覚と論理のバランスの重心をフラットに戻す時間が必要なのだと言います。
さらに「世界の真理はバランスだ」と語ります。
音楽に例えると、メロディーが最高なものの時は、歌詞に意味を持たせ過ぎないという具合なのだとか。
これに対し古坂さんは、すべてを最高のものにしようとすると、人間のキャパに追いつかないのではないかと話します。
人間のキャパが100なのに対し、コンテンツを作る側が200、300を提案してしまうと情報過多でバランスが取れない。
コンテンツを作る側は最高のものにしようと足し算しがちだけど、大切なのは引き算なのだと気づいたと前田代表も納得していました!
また、すごい人は間があって抜けている、褒め言葉の意味の「まぬけ」だと語る古坂さん。
すごい人は偏愛・こだわりがあってそれ以外が抜けているという話から、お二人の今現在の一番のこだわりは何かというお話に。
古坂さんのこだわりは「子ども」。
ご自身のお子さんにどうすれば「すごい」と思われるか、という意識があると語ります。だからといって子どもに好かれるように子ども騙しのものを作るのではなく、大人が納得して純粋に面白いと思うものは子どももそう感じてるので、そういう意識をもって活動しているのだと言います。
一方、前田代表のこだわりは「生き方」。
最近は養護施設や孤児院を訪れて話をしている前田代表。慈善活動という理由ではなく、マイナスを抱えている子どもたちが「こんな人生じゃなかったらいいのに」と思っていることが悔しいのだと言います。色んな負の事実を抱えている子どもたちが、「この人生でよかった」「このマイナスはむしろプラスになる」と思えるような生き方。
前田代表自身がマイナススタートだったからこそわかるのは、マイナスをプラスにひっくり返すきっかけは愛情を与えること。
前田代表の意見に古坂さんは、自身が売れなかった時代に同期の仲間たちが愛情をもって尽力してくれた経験から、「愛は分けられる」と語り、「最近愛していますか?愛すべきですよ」と呼びかけました!
次回10月26日(土)20時〜「SHOWROOM主義」生放送です!
来週はどんなお話が飛び出すのか…お楽しみに!