10月のゲスト【古坂大魔王さん】その?
『SHOWROOM主義』は、夢を追いかける人を、リスナーの皆さんと一緒に見守り、応援していく番組。
今月のゲストはお笑い芸人で大ヒット音楽プロデューサーでもある古坂大魔王さん。
先週の最後に語っていただいた「負ける」ことについて、さらに掘り下げていきます!
古坂さんは、小学生のころから「死」とは何なのか、という考えがあり、「死」の反対には「笑い」があるという気づきから、お笑い芸人になりたいと思ったのだそう。地元では負け知らずで面白かったけど、今振り返ってみると勝ち続ける状況というのはつまらない、どんどん負けるような状況にいた方がいいのではないかと語ります。
一方、度を越えて負けず嫌いだと語る前田代表。そのベクトルは自分に向いていて、日々細かく負けているかもしれないと気づきます。
例えば、タクシーの運転手に去り際「いってらっしゃい」と言われると、想像力の観点や人間的な部分で「今相手のことを気遣えていなかった」と思うのだそうです。
そしてこのことから、古坂さんと前田代表の共通点が!
それは「小心者」だということ。
大切なものや人など、いろんなものを失くすのが怖い小心者だからこそ、
現状に満足せずいろんなものを武器にして、自分自身を光らせ、強くあり続けようとする姿勢、かっこいいですね!
そんな古坂さん、芸人は売れるためには変化球ばかりではダメだった経験を語ります。
お笑いには大きく分けて笑いを予測できるベタなお笑いと予測できないシュールなお笑いがあり、好きに変化球ばかりを投げたいのならキャッチャーを見極めなければいけないし、求められるにはまずベタができないとダメだったと振り返ります。
前田代表も賛同し、売るときにはまず商業ベースに乗せることを考える必要があり、それはマーケット調査から求められているものを作るマーケットインと、求められているかどうかではなく作りたいものを作るプロダクトアウトの関係と似ていると語ります。
ただ、経営のレースで勝つには、プロダクトアウトな考え方からしか生まれないとも話します。
求められているものに、従来にないような発想のものがプラスされていると良いのだそう。
ベタだけではダメ。シュールだけでもダメ。
そのバランス感覚は、最強の武器になるだろうと語りました!
来週はどんなお話が飛び出すのか…お楽しみに!10月のゲスト【古坂大魔王さん】その?