ON AIR REPORT オンエアレポート

2月15日 メンデルスゾーン

15/04/27


2月第3週目は、2月生まれの作曲家の中からフェリックス・メンデルスゾーンを特集して
その人生と音楽についてご紹介しました。祖父は著名な哲学者、父はドイツ屈指の銀行の創設者という、ユダヤ系名門一族の生まれでもあるメンデルスゾーン。モーツァルトと並び称される「天才」として知られ、38年の短い生涯において、様々なジャンルに渡り、750曲を越える作品を作曲しています。また指揮者としても活躍し、過去の名作を発掘するなど、音楽史上重要な功績を果たしています。その他にも、語学の才能や、絵画や詩など音楽以外の芸術センスにも長けていたと言われています。すごいマルチタレントですね!そんなメンデルスゾーンが遺した、ドイツ・ロマン派を代表するピアノの性格的小品《無言歌集》より<春の歌>、続いてピアノのための変奏曲、最後はロベルト・シューマをして「ベートーヴェン以来、最も偉大なピアノ三重奏曲」だと言わしめた《ピアノ三重奏曲 第1番》をご紹介しました。(番組スタッフY)

【オンエア楽曲】
♪M1 メンデルスゾーン 《無言歌集》より<春の歌> Op62-6
ピアノ:アンドラーシュ・シフ
♪M2 メンデルスゾーン 《厳格な変奏曲 ニ短調》
ピアノ:アリシア・デ・ラローチャ
♪M3 メンデルスゾーン《ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調》より第2楽章
演奏:ウィーン・ベートーヴェン・トリオ