11月17日 五線譜に描いた夢〜日本近代音楽の150年〜
13/12/31
11月3週目は、僕にとっても大変馴染み深い演奏会場でもある東京オペラシティコンサートホールに併設されている東京オペラシティアートギャラリーのチーフキュレーター・掘元彰さんをゲストにお迎えして、「五線譜に描いた夢〜日本近代音楽の150年〜」(開催期間:10月11日から12月23日)について、いろいろなお話を伺いました。
近代の日本にどのように西洋音楽が紹介され、それをどのように日本が受け入れてきたか、当時の楽譜(自筆譜、出版譜)、レコード、手紙、音楽会のプログラム、楽器など、全部で300点以上の資料から歴史的な展開や変遷を視覚的に知ることができます。明治以降、一気に流れ込んできた西洋音楽文化。わずか150年の間に、日本人と西洋音楽の関係は様変わりしたように思います。音楽に関連する展覧会はそう多くないと思いますが、このような貴重な企画がこれからもたくさん続いて欲しいなと思います。堀さん、どうもありがとうございました!
【オンエア楽曲】
♪M1 ドビュッシー《2つのロマンス》より<鐘>
ソプラノ:ナタリー・デセイ、ピアノ:フィリップ・カサール
♪M2 山田耕筰《哀詩「荒城の月」を主題とする変奏曲》
ピアノ:レオニード・クロイツァー