2月5日 ゲストはチョン・セフンさん
12/02/19
2月第1週目は、韓国のご出身で、ポッペラ歌手として韓国のみならず、ヨーロッパ、アメリカ、中国そして日本と、国際的に広く活躍されている、チョン・セフンさんにお越し頂きました。ポッペラ歌手とは、ポップ+オペラ=ポッペラという意味で、ポップスをよく聴く方には、少しクラシックの要素を、そしてオペラなどクラシックを楽しむ方には、少しポップスの要素を楽しんでもらえるような、両方のジャンルの要素をミックスした音楽を紹介していきたいということです。ちょうど1月25日に『Neo Classic』というアルバムも日本でリリースされたセフンさん。収録曲は<ネッラ ファンタジア>(映画「ミッション」より)、<愛のテーマ>(映画「ニュー・シネマ パラダイス」より)、<シンク オブ ミー>(ミュージカル「オペラ座の怪人」より)<オンブラ・マイ・フ>(歌劇「クセルクセス」より)、<アヴェ・マリア>(カッチーニ)<私を泣かせてください>など。日韓共同制作ドラマ『赤と黒』でも挿入歌としてセフンさんの歌声をお聴きになった方も多いのではないでしょうか?
なんと男声も女声も自由自在に出すことが出来るというセフンさん。今回のアルバムにも女声と男声を織り交ぜた曲が収録されています。普通は裏声にチェンジする音域があると思うのですが、セフンさんの場合は、特に境界線はなく、瞬時にチェンジするといった感じなのだそうです。実際に声を出して説明して下さいました! ポッペラ歌手として、オペラの曲をアレンジして演奏する機会も多いというセフンさん。常にポップスとクラシックとの中間、中庸のものを目指しているそうです。ジャンルにこだわるというよりも、いつも自分が感じるままに歌い、聴いて下さる方に「真心」を届けたい・・・そう願いながら奏でられるセフンさんの音楽は、きっとファンの方の気持ちもぐっとつかむのではないでしょうか。今後また日本でも、益々ご活躍されることと思います。楽しみですね! 次回はぜひ共演できたらと思います。
【オンエア楽曲】
♪M1 カッチーニ《アヴェ・マリア》
♪M2 エンリオ・モリコーネ《愛のテーマ》〜映画『ニュー・シネマ・パラダイス』より 〜