ON AIR REPORT オンエアレポート

1月23日のゲストは・・・俳優の辰巳琢郎さんでした。

11/01/24


辰巳琢郎さんといえば・・・
横山さんと公私ともに交流があり、番組にも2度目のご登場でした。

辰巳さんは、テレビ・映画・舞台だけでなく、コンサート司会、執筆活動など多方面で
大活躍されていますが、1月27日から舞台にご出演なさるとのことで、そのお話をお伺いしました。

♪辰巳さんご出演の舞台は・・・↓

舞台「サイモン・ヘンチの予期せぬ一日」
辰巳琢郎さんはサイモン・ヘンチを演じます。

1月27日(木)〜2月4日(金) 
場所は、全労災ホール/スペース・ゼロ
作:サイモン・グレイ
演出:水谷龍二
出演:中西良太・黒田福美・上杉祥三・モロ師岡他

♪舞台の内容は・・・

1975年ロンドンで上演された サイモン・グレイ作の傑作コメディ。

ワーグナーの名盤「パルジファル」をじっくり聴く時間を楽しみにしていたたサイモンが
次から次へと訪問者が現れ、至福の時間が奪われていく展開。とのこと。
サイモンは、ワーグナーの名盤レコードを、ゆっくり聴きたいのに・・・と。
その様子が舞台化される。

〜本番直前で、只今お稽古真っ只中!という辰巳さん。
 ピアニストも俳優も、暗記力と集中力が大事な仕事であることが共通している。と。 
 舞台によっては、台本通り展開することも大事だし、時にはアドリブが生きる舞台もある。とのこと。

♪「アドリブ」といえば・・・
 編曲において才能を発揮した作曲家の1人、「フランツ・リスト」に注目!
 2011年は、生誕200年のリストイヤーです。

● リストは、多くの芸術家が集まっていたパリで様々な刺激を受けた。
 特に多大な影響を受けた音楽家の一人が、ベルリオーズ(1803?1869)。
● リストはベルリオーズの《幻想交響曲》の初演を聴き、それまでの伝統的な交響曲とは
  異なる革新性に大きな衝撃を受ける。
● 特に「標題(プログラム)」と「固定楽想」の試みに影響を受け、
 リストが後に確立する「交響詩」につながった。
● 1833年に交響曲全曲をピアノ独奏用に編曲してリスト自身の演奏会で取り上げている。
 このことが、《幻想交響曲》の幅広い受容につながった。

〜リストとベルリオーズの関係〜

* ベルリオーズは自分の初演のあと、父親に宛てた書簡で「有名なピアニスト、
 リストに会い、私は無理矢理ディナーに誘われた。彼の熱狂ぶりには閉口した」と書いている。
* リストとベルリオーズは、互いに親しさを示す「tu」で呼び合う間からであった
* リストは後に、リスト特有の統一原理、「主題変容」の様式を確立するが、
 ベルリオーズから大きな影響を受けたと考えられる。

〜オンエア曲〜

M1 (ワーグナー作曲) 「パルジファル」より序曲 /
                          カールベーム指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

M2 (リスト作曲)   「ため息」 / 横山幸雄

M3 (ベルリオーズ作曲) 「幻想交響曲」 より第5楽章のフィナーレ部分 /
                            ダニエル・バレンボイム指揮 パリ管弦楽団


〜横山幸雄コンサート情報〜

● 「プレイエルによるショパン ピアノ独奏曲演奏会 第5回」
日時:2月 17日 (木), 午後7時から
場所:石橋メモリアルホール
曲目:ノクターンWN.23、2つのポロネーズOp.26、2つのノクターンOp.27、バラード第1番 他

お問合せ:上野学園 石橋メモリアルホール 03-3843-3043


● 「華麗なるショパン!ピアノリサイタル」
日時:2月 27日 (日),午後2時から
場所:横浜みなとみらいホール
曲目:ショパン:幻想即興曲、タランテラ、バラード3番、子守歌、舟歌、スケルツォ全4曲 他

お問合せ:神奈川芸術協会 Tel.045-453-5080 /ジャパン・アーツぴあ Tel.03-5237-7711