2年目に突入!
10/10/04
これまで同様、横山幸雄のピアノの生演奏をはじめ、
時には様々なジャンルで活躍されているゲストをお迎えしてコラボレーションをお届けします。
また、クラシック音楽にまつわるエピソードや歴史、世界の音楽をご紹介。など・・・
様々な角度から、音楽の魅力を探り、音楽を身近に感じてもらえるよう
楽しいひとときをお届けします♪
「番組リニューアル第一弾」として、10月3日は・・・・
横山幸雄が留学していた「フランス・パリ」に注目して
「パリの音楽界〜印象派の音楽」をテーマに、番組をお送りしました。
19世紀末から20世紀初頭のフランス・パリといえば・・・
・モネやルノワールなどの印象派の名画が誕生。
・それに刺激を受けた、音楽家たちが名曲を次々に発表。
・19世紀後半、ショパンの次世代を担ったのがラヴェル、ドビュッシーでしょう。
印象派音楽の代表的な作曲家です。
まずは1曲ラヴェルの作品を・・・
♪M1 ラヴェル作曲「水の戯れ」(1901)
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この「ラヴェル」という作曲家は・・・・
・フルネームは、モーリス・ラヴェル
・19世紀末〜20世紀にかけて、パリで活躍した音楽家。
・印象主義の代表的作曲家の一人。パリ音楽院で学んだ。
・代表曲は「ボレロ」が特に有名(同じ旋律、リズムの繰り返しが特徴的なバレエ音楽)
・晩年は、脳の障害で作曲活動はおろか、日常生活に支障をきたす。
・普段のラヴェルは、常にきちんとした身なりで(家でもネクタイ着用!)、かなりのお洒落。
・身長は低く、当時でもかなり小柄な方であった。生涯独身。
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そして19世紀末か20世紀初頭に、フランス・パリで活躍した作曲家の中のもう1人が
ドビュッシーです。
♪M2 ドビュッシー作曲「水の反映」(1905)
ドビュッシー作曲「水の反映」は、ラヴェルの「水の戯れ」に影響を受けたといわれています。
・2つの曲の共通点は、「水」がテーマ
他にも「水」をテーマにした曲は多数↓
(ドビュッシー:管弦楽曲「海」、ラヴェル「海原の小舟」「オンディーヌ(=水の精)」など
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この「ドビュッシー」という作曲家は・・・・
・フルネームは、クロード・ドビュッシー
・ラヴェルより13歳年上、印象派音楽の先駆者。パリ音楽院で学んだ。
・ロシア音楽や、アジアの音楽(万博で聴いたガムランの音色など)に影響を受けた。
・調性(長/短調)の枠を超えて、色彩感あふれる音楽を生み出した。
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(オンエアー 楽曲)
♪M1 ラヴェル作曲「水の戯れ」(1901) /横山幸雄
♪M2 ドビュッシー作曲「水の反映」(1905) /横山幸雄
♪M3 ラヴェル作曲 「オンディーヌ」 (1908) /横山幸雄
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[横山幸雄 演奏会の予定]
♪ショパンイヤーはまだ続きますので、秋からもいくつかショパン関係の演奏会が予定されています。
*プレイエルによるショパン ピアノ独奏曲全曲演奏会
第1回 10月17日 石橋メモリアルホール(東京都)
第2回 11月15日 石橋メモリアルホール(東京都)
第3回 12月20日 石橋メモリアルホール(東京都)
*日本フィルハーモニー交響楽団演奏会
10月 8日 (金), 19:00 〜 21:00 杉並公会堂
曲目:ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
お問合せ:杉並区文化協会:03-5347-4366
*東京フィルハーモニー交響楽団演奏会 指揮:大友直人氏
11月 13日 (土), 15:00 〜 17:00 文京シビックホール
曲目:ショパン:ピアノ協奏曲第2番
お問合せ:文京シビックホール Tel.03-5803-1111
♪ぜひ、足をお運びいただければと思います。