ON AIR REPORT オンエアレポート

1月24日 ピアノでめぐり逢い ゲスト:川久保賜紀さん

10/02/08


横山幸雄です。

今日は、アメリカ、ヨーロッパ、そして日本と国際的に活躍されている、
ヴァイオリニストの川久保賜紀さんをゲストにお迎えしました。

川久保さんには、ヴァイオリンとの出会いや、
アメリカでのレッスンの様子、ドイツでの生活のお話を伺いました。
1997年に日本でのデビュー、そしてなんといっても、チャイコフスキー国際コンクールでの入賞が
一躍世界の注目を集めた川久保さん。今日も、一緒に生演奏をお届けしました。
お届けした曲は、クライスラー作曲の<ウィーン風小行進曲>。
是非ご感想をお聞かせください。

そして、今日も川久保さんとともに、
ショパンの25歳頃の作品、<バラード 第1番 作品23>を聴きながら
ショパンの歴史を振り返りました。

パリでの生活も4年目を迎え、着々と成功を治めていったショパン。
祖国ポーランドで暮らす家族とはずっと会えずにいましたが、
ようやく家族と会える機会が訪れました。
1935年8月にチェコの温泉保養地・カールスバードで、
祖国を離れてから初めてショパンと両親は再会を果たします。
約1カ月を共に過ごし、幸せな思い出となりましたが、両親とはこれが最後の対面となりました。

さて、今日ゲストにお迎えした川久保さん。
今年2010年は、ヨーロッパツアーなども予定されています。
3月はフィレンツェ、昨年共演したプレトニョフ指揮/ロシア・ナショナル管弦楽団とコンサート。
4月は昨年リリースした「四季」で、ドイツ国内10箇所の都市をツアー。
8月はイスラエルへ。
次の日本でのコンサートは、トリオで、函館、北上、神戸、松江、酒田、越谷などでコンサートを予定しているそうです。
是非足を運んでみてくださいね。

来週もお楽しみに。