ON AIR REPORT オンエアレポート

12/27 ピアノでめぐり逢い

10/01/08


早いもので、もうすぐ2009年も終わりですね。
皆さんはどんな一年でしたか?

さて、今日の「ショパンコーナー」では、
20代半ばへと差し掛かり、最も精力的に創作活動に
取り組んでいるころのショパンを、僕の生演奏とともに辿りました。

お届けした生演奏は、
ショパン作曲 <マズルカ 作品17>より第2番、第4番です。

マズルカとは、ポロネーズとともに、ポーランドにおける郷土の色合いを濃く残す民俗舞曲です。
ショパンは生涯にわたってマズルカを書き続けています。

このマズルカ Op17は、1832−33年作曲されたもので、
リーナ・フレッパ夫人に献呈されました。
マズルカそのものは手稿譜が失われたものを含めると60曲ほどあり、番組の中でもこれまで作品6、7、と紹介してきました。

さて、来年はいよいよショパン生誕200年。
ショパンの演奏会シリーズも佳境を迎え、
僕にとっても記念の一年になるんじゃないかなと思います。

番組では、来年も引き続き、ショパンのヒストリーを追いながら
たっぷりと生演奏をお届けしていきたいと思います。
是非楽しみにしていてくださいね。

横山幸雄