ON AIR REPORT オンエアレポート

10/25ソプラノ歌手の鈴木慶江さんとコラボレーション!

09/11/19


今日は、僕も大好きな声の持ち主!
ソプラノ歌手の鈴木慶江さんにゲストにいらしていただきました。

オペラ≪ロメオとジュリエット≫より<ああ!私は夢に生きたい>を共演。
この曲は、シェイクスピアの戯曲(1959年前後)をもとに、グノーが作曲(1867年初演)。
通称<ジュリエットのワルツ>と呼ばれていて、
第一幕のキャピレット家での仮面舞踏会でのアリアでは、
恋への憧れとはかなさを高らかに歌う名作です。

短い時間でしたが、一緒に楽しい時間を過ごすことができました。
いかがでしたでしょうか?是非共演の感想もお寄せください。

それから、ショパンコーナーでは、ピアノソロの生演奏もお届けしました。
<3つのエコセーズ Op.72−3>(1826年)そして
<ノクターン 第19番 ホ短調 Op.72-1>(1827年)。


<3つのエコセーズ Op.72−3> は、
ショパン16歳時の作品。
この年の9月、ワルシャワ音楽院へ入学したショパンはそこでピアノのクラスはとらず、
彼の才能を早くから見抜いていたエルスネル(ドイツ生まれの作曲家。
ワルシャワ音楽院の初代院長)から作曲を学びます。その頃に完成した曲です。

そして<ノクターン 第19番 ホ短調 >は、
ショパン17歳時の作品。
ショパンのノクターンは全部で21曲ありますが、その最初に書かれた曲です。
17歳に書かれたとは思えないほど大人びた印象で、深い哀愁を感じさせる名曲です。
この頃ショパンは最愛の妹エミリアを結核で亡くしています。
その悲しみをショパンは表現したのでしょうか。

                              横山幸雄