山本益博さんを迎えてー後編ー
17/12/25
Merry Christmas! 今夜もお聴きいただきありがとうございます!
料理評論家の山本益博さんとの「料理とワインと音楽のごちそうトーク」。2週目は、益博さんの音楽、落語、料理へと続く青春のお話をお伺いしました!横山さんもフランスに留学してからのワイン修行?を披露、分析家の横山さん、好きなものはどんどん追究する益博さん、イブの夜にお楽しみいただけたら幸いです。
<Play List>
M1 リスト:コンソレーション第3番/ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
M2 ヨハン・シュトラウス:ポルカ「雷鳴と電光」/カルロス・クライバー(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1992年のニューイヤーコンサート)
10代のころはクラシック音楽と落語が大好きだったという益博さんですが、大学時代に1冊の本との出会いからフランス料理に没頭。その勉強の間、音楽は封印していたそうです。ホロヴィッツは、益博さんがまた音楽を聴き始めたきっかけのアーティスト。ホロヴィッツの2度目の来日公演には、まだお互いを知らない横山さんと同じ会場にいたこともわかりました。
カルロス・クライバー指揮のミラノ・スカラ座での『オテロ』から益博さんはオペラも解禁、同じくクライバー指揮の1992年のウィーンフィルのニューイヤーコンサートは、会場前に「チケット求む」の紙を持ってご夫婦で立ち、見事2階席でご覧になったそうです。横山さんもクライバーは大好きな指揮者ですが、つられて自分の演奏も高速になってしまいそうなので、今夜はひさしぶりに聴いて新鮮だったそうです。
ライブ会場で聴く音楽は、いま自分が生きている、ということを実感させてくれる最上のもの、と益博さん。音楽、ワイン、料理すべてその瞬間になくなってしまうからこそ、生きる喜びとなるんですね。
●お知らせ
山本益博さんがプロデュース、ナビゲートする落語会
<とっておきの落語>2月15日(木)19時開演 「柳家さん喬」師匠と。
神楽坂 赤城神社、赤城ホール 料金3000円、
問い合わせ 事務局いたちや03-5809―0550