ON AIR REPORT オンエアレポート

ベートーヴェン・プラスVol.4直前スペシャル3!

16/09/12


不安定なお天気、厳しぎる残暑です。お大事にお過ごしください。

さて、9月22日(木・秋分の日)に東京・オペラシティ・コンサートホールで行う
横山幸雄<ベートーヴェン・プラスVol.4>直前スペシャルの第3弾は、
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番と第5番!

♪プレイリスト
M1 ベートーヴェン 《ピアノ協奏曲 第4番》より第1楽章 
M2 ベートーヴェン《ピアノ協奏曲第5番「皇帝」》より 第3楽章
演奏、ジャパン・チェンバー・オーケストラ、ピアノ・横山幸雄
 (2005年『ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集』より)

ピアノ協奏曲第4番、第一楽章は、ピアノの独奏の出だしが印象的です。
1805年ごろ、ベートーヴェンが30代半ばのころの作曲です。
この30代半ばから後半のベートーヴェンは、傑作を次々と生まれた創作の絶頂期、
ロマン・ロランは「傑作の森」とこの時期を呼んでいます。

35歳でピアノソナタ「熱情」作曲、
36歳でピアノ協奏曲第4番、交響曲第4番、ヴァイオリン協奏曲
38歳で交響曲第5番「運命」、交響曲第6番「田園」を発表
39歳でピアノ協奏曲第5番「皇帝」、ピアノソナタ<告別>

ピアノ協奏曲第5番「皇帝」は、ナポレオンがウィーンを占領し、街が混乱していた時期に作曲を開始しています。
「皇帝」という別名はベートーヴェンがつけたものではありませんが、
「モーツァルトやハイドンとはまるでスケール感の違う、まさに”皇帝”というタイトルにふさわしい雰囲気の輝かしい作品」と横山さんは表現していました。

スタジオでCDを聞いているとわくわくしてきました。
ピアノ協奏曲1番から5番まですべて一度に聴ける機会は少ないと思います!

そして、翌日、9月23日は福岡で、この番組の公開収録「ピアノでめぐり逢い トーク&ライブ・イン・福岡」があります!
応募締め切りを9月13日まで延長しましたので、お越しになれる方でまだの方はいますぐエントリーしてくださいね。

●ベートーヴェン・プラス
日時:9月22日(木・祝)、お昼2時開演
場所:東京オペラシティ コンサートホール
曲目:ベートーヴェン ピアノ協奏曲全5曲
共演:トリトン晴れた海のオーケストラ(コンサートマスター矢部達哉) 

ジャパン・アーツぴあコールセンター
TEL:03-5774-3040(10:00〜18:00 年末年始を除く)