公開収録「ピアノでめぐり逢い トーク&ライブ」前編
16/03/07
今夜もお聴きいただきありがとうございました!
2月24日に行われた「ピアノでめぐり逢い」初の公開収録「トーク&ライブ」の前半を
お送りしました。
今回は、「ピアノでめぐる音楽の旅」というテーマで、前半の旅先は、<ウィーン>。
この地にゆかりの作曲家、モーツァルトとシューベルトの作品とお話でした。
M1 モーツァルト作曲「ピアノ・ソナタ 第8番 イ短調 K.310」
M2 シューベルト作曲「即興曲 変ロ長調 op.142-3」
演奏:横山幸雄 (セルヴィアーノグランドハイブリッド)TOKYOFMホールにて
ウィーンは、音楽の都。
モーツアルト、シューベルト、ヨハン・シュトラウスなどが有名ですね。
モーツァルトは、ザルツブルク出身ですが、1781年25歳から、1791年35歳で亡くなるまで
ウィーンを拠点に活躍、名曲を作曲しました。
お送りした、「ピアノ・ソナタ 第8番 イ短調」は、その少し前、20代前半に作曲されたもので、
モーツアルトのピアノ・ソナタ18曲のうち2曲しかない短調のソナタの一つです。
モーツアルトは、パリの演奏旅行中に母親の死を知りました。
そのことが作品の悲劇的な雰囲気に影響しているのかもしれません。
シューベルトは、ウィーンで生まれ、育ち、ウィーン少年合唱団で歌い、活躍して亡くなりました。
お送りした「即興曲 変ロ長調」は、変奏曲になっています。歌曲を得意としたシューベルトらしさが感じられる作品です。
横山さんは、オーストリアのウィーンは、小学生のとき、はじめて経験した海外だそうです。
ウィーンフィルの本拠地、ムジークフェラインで演奏したり、楽しく有意義な演奏旅行の思い出があるそうです。
来週は、公開収録の後半、パリへの旅をお送りします!