2015年をふり返って(後編)、ベートーヴェン+とラヴェル
15/12/28
本日もお聴きいただきありがとうございました。
演奏会に、CDリリースに大活躍だった横山さんが2015年後半を振り返りました。
M1 C.P.E.バッハ《6つのプロイセン・ソナタ》より 第6番
M2 ベートーヴェン《ピアノ・ソナタ 第10番 ト長調 Op.14-2 より第1楽章》
M1,M2 横山幸雄(ピアノ)、2015年9月13日、東京オペラシティコンサートホール
「ベートーヴェン・プラスVol.3」 のライブ録音
M3 ラヴェル《夜のガスパール》より第1曲「オンディーヌ」
横山幸雄(ピアノ)、2015年8月2日、三鷹市芸術文化センター
「Voyage 第10回」のライブ録音
9月13日の 「ベートーヴェン・プラスVol.3」 は、5部構成。
第1部では、ベートーヴェンの先輩作曲家たちによるソナタの源流となる作品を演奏しました。
C.P.E.バッハの「6つのプロイセン・ソナタ」は、早い、ゆっくり、早いという3つの楽章に整えたソナタの最初期の作品です。
ソナタ形式も、だんだんと整えられたもので、ベートーヴェンの死後、「ソナタ形式」という言葉が定義されました。
第2部から第4部は、20代後半のベートーヴェンのピアノ・ソナタ第5番から12番を演奏しました。
第10番は、ピアノを勉強する人が最初に取り組むことの多いベートーヴェンのソナタです。
かわいらしいソナタですが、やさしいキャラクターのなかにもベートーヴェンの意志を感じる作品です。
そして、2015年はラヴェルの生誕140年。8月2日のヴォヤージュや、10月にはパリでも
ラヴェルの作品を取り上げるコンサートを横山さんは行いました。
「ベートーヴェンプラス VOl.4」は、2016年9月22日(木・祝)
東京オペラシティ・コンサートホールで行われる予定です!