ON AIR REPORT オンエアレポート

11月生まれの作曲家、ベッリーニとドニゼッティ

15/11/08


今夜もお聞きいただきありがとうございました。

11月生まれの作曲家には、ベッリーニ、ヒンデミット、ウェーバー、ブリテン、ペンデレツキ、ドニゼッティなどオペラで有名な人が多いようです。。
そこで、イタリアオペラのベッリーニとドニゼッティの代表作をお送りしました。

M1 ドニゼッティ作曲 オペラ《愛の妙薬》から〈人知れぬ涙〉
テノール:ルチアーノ・パヴァロッティ、指揮:リチャード・ボニング、イギリス室内管弦楽団

M2 ベッリーニ作曲 オペラ《ノルマ》からアリア〈清らかな女神よ〉
ソプラノ:マリア・カラス、指揮:トゥリオ・セラフィン、ミラノ・スカラ座管弦楽団、スカラ座合唱団

M3 リスト作曲 《ベッリーニ「ノルマの回想」》
ピアノ:マルク=アンドレ・アムラン


ドニゼッティは、1797年11月29日 イタリアのベルガモ生まれ
『アンナ・ボレーナ』『愛の妙薬』『ランメルモールのルチア』など70作品ものオペラを残しています。

ベッリーニは、1801年11月3日 シチリアのカターニア生まれ
『夢遊病の女』『ノルマ』『清教徒』など成功をおさめますが34歳の若さでなくなります。

ベッリーニは、ショパンが影響をうけた作曲家の一人としても知られています。1833年にベッリーニがパリにやってきた際、ショパンはすぐにベッリーニと意気投合して親しくなったと言われています。ショパンはベッリーニやピアニストのフィールドに影響をうけて、ピアノで美しい旋律や、格調高い世界観を創り出しました。

またオペラ作品をピアノや室内楽に編曲して楽しむことも流行。なかでもリストは編曲よりも自由に旋律が用いられる<パラフレーズ>や変奏曲を残しています。