ON AIR REPORT オンエアレポート

9月13日は、ジョージ・ガーシュイン特集

15/09/14


9月13日、東京オペラシティ・コンサートホールでの、横山幸雄ベートーヴェンプラス Vol.3
お越しいただいたみなさまありがとうございました!


9月生まれの作曲家から、ジョージ・ガーシュインの作品と生涯をおとどけしました。

1898年9月26日ブルックリン生まれ。
・2歳年上の兄のアイラ・ガーシュウィン(1896〜1983)は作詞家として、数々のヒット作を生み出すコンビとなりました。

・1914年、15歳のとき、楽譜出版社のレミックRemickで、ポピュラー音楽の新譜を宣伝するために店頭で演奏するピアニストとして働いたこともありましたが、その後、ブロードウェイのショーのための曲やポピュラー・ソングの作曲家として次々とヒット曲を生み出します。
1920年代以降、ガーシュウィンはクラシック音楽の作曲家としても積極的に活動。
1924年「ラプソディ・イン・ブルー」
1925年「ピアノ協奏曲へ調」
1928年「パリのアメリカ人」を発表、成功をおさめます。

「ラプソディー・イン・ブルー」は、オーケストラの編曲を、組曲「グランド・キャニオン」で知られるアメリカの作曲家、グロフェが行いましたが、その後は独学でオーケストラの編曲を学び、実際にオーケストラを雇ってアレンジに磨きをかけた・・というエピソードも残っています。

放送では、1927年に録音された、ジョージ・ガーシュインのピアノ、作曲を委嘱したポール・ホワイトマン指揮、ポール・ホワイトマン楽団の演奏もお聞きいただきました。

横山さんにとっては、数少ないアメリカの作曲家のレパートリー。
10月には、仙台と長野で初めて、「ピアノ協奏曲ヘ調」を弾く予定です。