作品で繰り返し語られる「孤独でなければジャズはできない」ということ。何気なく聞いていたジャズが、実は孤独に裏打ちされた音楽だったのを知り、これまでになくジャズを聴きに行きたくなってしまいました。目下、新宿辺りにジュンが演奏していそうなジャズスポットがないか、探し中です。ところでこの作品は伝説の人気雑誌・平凡パンチに連載されていたそうですが、これは五木寛之さんが直木賞を受賞した直後、自ら「次は平凡パンチで書きたい」と宣言し、実現したのだそうです。「受賞直後なんて『嬉しい』とか『次は何を書こうか』位しか考えられない状況ですけれど、連載先まで考えていたとは・・・。五木さんの自己プロデュース力って凄いですよね」と小川さん、感心されていました。
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