2児の母として仕事と子育てを両立しながら忙しい日々を送っている内田恭子さん。毎日の中で、心の贅沢を感じる時間と言えば、自分のためにお抹茶を点てるひと時だそうです。
3~4年前から茶道のお稽古を始め、ふと、自宅でも普段の生活の中に取り入れてみようと思い、疲れた時やお茶が飲みたくなった時に、自分のために、お抹茶を点てるようになったそうです。
特別な事がなくても、美味しい和菓子が手に入った時などは、気に入った器に懐紙と和菓子を乗せ、さらに、陶芸家・内田鋼一さんから頂いた抹茶茶碗を使ってお抹茶をいただくそうです。
お茶を点てる所作、一つ一つの仕草をすることによって、それまでバタバタしていた気持ちが次第に落ち着いてくるのだとか。
お気に入りの器と美味しいお菓子と一緒にお茶をいただくと、ふうっと、一息つくことができる、大好きな時間なのだそうです。
また、そんな内田さんを見て、お子さんが興味を持って集まってくるのだとか。最近では、「こどもの日」や「お月見」に、柏餅や月見団子など、季節のお菓子を手に入れて、見よう見真似でお抹茶を一緒に飲んだりするのだとか。それがとても子供たちとの楽しい時間。
子供達が大きくなった時に、この楽しいひと時を思い出してくれたらいいなと、幸せそうな笑顔がとても印象的でした。
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