石原「生徒の皆さんこんばんは。SCHOOL OF LOCK!の普通の講師、Saucy Dogボーカルギターの石原慎也です。」

石原「いや、皆さんいかがお過ごしでしょうか。僕はですね、フェス三昧っていう感じで。あと曲三昧っていうか、楽曲制作を立て続けにやってるわけなんですけども、正直言って良い曲できてます。こんな曲がまだ書けますか。ハハハ！おい、やめとけ、もう！ここら辺にしとけ！ほんとに。でもすごく良い曲ができてるんで、よかったら聴いてみてください。まだ出てませんけど。」

石原「はい。というわけでね、今夜はまずこんな書き込みを紹介します。 」




石原「こちらこそありがとうございます。本当にすごい良いムービー に仕上げて頂いて。いつも通り“くまちゃん”っていう映像ディレクターが撮ってくれて、素敵な映画になっていると思います。裏側ではあんなことやこんなことがあったのか、というところも見えてすごい良い映画だったと思いました。」

石原「あ、僕たちSaucy Dogは、去年11月から今年の3月にかけて開催した、全国アリーナツアーの最終公演となる、2024年3月31日Kアリーナ公演を、Saucy Dog『It Re:ARENA TOUR -THE MOVIE-』をですね、全国の映画館で劇場公開をしました。4日間だったかな。ほんとにね、大盛況も大盛況で、もう毎日完売って感じで。毎日、満員御礼ありがとうございました。 でもね、ほんとにたくさんの人が見に見てくださったらしくて、全国40か所ぐらい見れたみたいですね。もっと、言えないこととか、見せれない部分とか怒鳴ってる部分もあって、そういうところはね、ちょっと入れては無いかもしれないんですが、すごく良い内容でした。」

石原「もう1枚書き込みが届いてます。」




石原「ツアーやってよかったな、とは毎回思うんすけど、今回のツアーも、これを経て人として成長したりとか、メンバー間だったり、人への接し方だったりを改めて勉強して、自分ってどういう人であった方が良いんだっけ、ってことを考えさせられたなって。自分たちにとってそういうツアーになったなと思ってます。10月2日にはBlu-ray & DVDがリリースになります。10月2日ね、こちらもあわせてよろしくお願いします。」





＜M:魔法が解けたら / Saucy Dog＞


石原「あのね、今“ポキッ”て聞こえたでしょ。最近、胸骨が凝ることに気が付いて、ほんで、それを自分で剥がすことができるっていうのに気づいて、癖で鳴らすようになっちゃった。指鳴らすのと一緒。気にしないで。」

石原「さて、続いてはこちらの授業に参りましょう。」




石原「それでは黒板を読み上げます。」

石原「普通 of 普通」

石原「普通の真ん中。普通of普通を決めていく授業。前回、生徒の皆さんにこんな宿題を出していました。」

石原「学園祭、文化祭の出し物の普通を教えて！」

石原「生徒のみんなが学園祭、文化祭でどんな出し物をしているのか教えてもらいたいと思います。今日はすごいたくさん来てたみたいだよ。」







石原「良いな。メイド喫茶なんて、俺行ったこともないから。 しかも本物の女子高生がやっているメイド喫茶っていうのはまじで需要あると思う。行きたい！」




石原「確かに俺も文化祭で曲をやることになった時、どうやって曲を始めよう？みたいな。オリジナルをやるほどみんな楽器できないぞってなったから、俺らが頑張ったのは、図書室でスコアブックみたいな置いてるの。それでいろんなバンド、例えば、東京事変とか、dustboxとか、locofrankとか、もう知らなかったバンドの曲とかもいっぱい見て、それきっかけで曲を好きになったりしたんで。アジカンとかめっちゃ好きになった。やっぱ高校の時に音楽に触れる大切さっていうのは大事ですね。「大切さっていうのは大事…」？あれ。構文出た。続いて。」




石原「全然ごく普通じゃないんだけど！イタリアンのお店とか出るの？文化祭でイタリアンした人、初めて聴きました。 やっぱ人によって普通が違うのかな。これが普通の授業の醍醐味だなって思うね。」




石原「イライラ棒やんの良いね。イライラ棒ってあったじゃないですか。ウッチャンナンチャンの番組とか。棒が当たったらビリビリってくるやつ。俺やったことないから、ちょっとやってみたいなって思いました。良い思い出だな。で。「高校生戻りたいって最近すごい思います」って書いてるけど、今、そういう曲作ってます。続いて。」







石原「だって、中学3年の学年全員でアラジンってさ、何人いんの？アラジン、ジャスミン、ジニー、ってわかりやすいキャラはいるけど、その他の人たち何してるんだろ。アリババの海賊？」




石原「あったよね。「学校へ行こう」じゃん。 いや、良いな！俺もやってみたかったな。「何年何組、〇〇さ〜ん、好きだぁ〜！」みたいなやつ。それで“バツ”みたいな。「ごめんなさい」みたいなやつね。いいな。」




石原「全然そんなことないよ！全然しょぼすぎないよ！しょぼすぎる学校ってのはケバブとか出さねえよ。ベビーカステラとかさあるじゃん。うちの学校、何にもなかったもん。焼きそばだけとか、たこ焼きもなかった。箸巻きとかがあったかな。箸巻きって知ってます？お好み焼きをこう、箸にくるんでるみたいな食べ物なんですけど。 いや、ケバブ屋さんとアイスは充実してるよ。マジで。“チェリブロさくら”、女子高生。良いね。」

石原「はい。というわけでね、皆さんメッセージありがとうございました。皆さんのメッセージをまとめると。学園祭、文化祭の出し物の普通は「意外とみんなおもろいことしてんな」。」

石原「いや、良いと思うよほんとに。 俺が高校の頃は専門系の高校だったから、あんまりクラス同士が交わんないっていうか。総合学科の人は総合学科で、環境土木科の人は環境土木科みたいな感じだったから、あんまり楽しんだ記憶はないけど。最後の年かな、 俺が女装コンテストに出たのは。そん時ね、同じ委員の女の子に、副委員だったかな、俺が副委だったか忘れたんだけど、化粧もしてもらって。俺、足細いんすけど、でもタイツ履いたら「やっぱり足がっちりしてるな」みたいなこと言われて。なんて言うんだろう、“女装した男”みたいな感じでした、まさしく。なんか、もっともっと女の子になれると思ってたの。どうせ出るなら女の子として出てやろうって思ったんですけど、女装した男の人でした。」




石原「はい。というわけで、 続いての宿題。みんなに本当に聞きたいことをついに聞ける時がやってきました。続いての生徒の皆さんに教えてほしいのはこちら。」

石原「あなたの抱えている、けしからん話を普通に教えて。」

石原「ねえ、ほんとに苦しかったよね、みんな。抱えてたんだもんね。 もうこの際だから、ほんとにどんどん教えてくれ。なんでも構わない。あなたがした、されたけしからん話。もちろんね、上限はある。放送で出してもいい、出してはいけないみたいな上限はあるかもしれないけど、頑張って出すから。俺が放送していいようにするんで。あの、とりあえず生々しく書いてくれたら、それを俺がなんとか、なんとかするんで。で、しからん話を教えてくれ。」

石原「生徒の皆さん、是非Saucy LOCKS!掲示板に「#普通オブ普通」とつけてメッセージを書き込んでください。」

石原「さて、そろそろ今夜の授業も終了の時間になってしまいました。ほんとに来週か再来週か。楽しみだな。 ということで、僕とはまた来週お会いしましょう。普通の講師Saucy Dogボーカルギターの石原慎也でした！」