「とーやま元校長を迎えて、今回は "ロス" についての授業。」

SCHOOL OF LOCK!


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聴取期限 2023年9月29日(金)PM 10:00まで




音を学ぶ "音学(おんがく)" の授業、サカナLOCKS!。
来週9月29日が最後の授業ということで、残り2回。2012年からお送りしてきましたが、11年半続いたこのサカナLOCKS!が終了した後、レギュラー講師の山口一郎先生には、どんな喪失感が訪れるのか───今回はそんな "ロス" についての授業です。SCHOOL OF LOCK!の校長を10年間務めた、とーやま元校長、現:とーやま委員を迎えて、校長退任当時のエピソードも交えながら、ロスについて話していきます。


山口「はい、授業を始めますから席に着いてください。Xを開いている生徒はXを一度閉じなさい、Instagramを開いてる人はサカナLOCKS!のインスタアカウント(@sakanalocks_official)をフォローしなさい。授業が始まりますよ。」

「さて、残りあと2回となりました、サカナLOCKS!でございます。……なくなるよ、もう!本当に終わっちゃうんだよ、みんな。11年半続いたサカナLOCKS!が終了してしまいますよ。タクシーの運転手の人とかで楽しみにしてた人も絶対いるはずだから。それを信じてやってきたんだから、11年半。……なくなっちゃうからね!」

(♪急に「ショック!」のサビが流れる)

山口「(少しリアクションが遅れて……)ショック、ショック……(苦笑)。いやいや……待って、待って(笑)。体調良くない状態で、やっぱスイッチ入れるのすごい時間かかったことに気づいた(笑)。パチッてやっぱりいかないね。うん、っていう1個間がある(苦笑)。」


山口「今日は、11年半続いたサカナLOCKS!が終わった後、どんな喪失感が私に訪れるのか……それを、長くラジオを続けてきた、そして、辞めた経験のある人を迎えて話を聞いていきたいと思います。早速登場してもらいましょう。SCHOOL OF LOCK!の校長を10年務めたこの人です。」

とーやま「チャオ!」

山口「うぜー(苦笑)。やっぱり呼ばなきゃよかった。」

とーやま「ちょっと、一郎先生!あなたのチャオを受け継いで今やらせてもらってるって感じで。」

山口「受け継いでるけど、もう校長でもないからね(笑)。どこに受け継ぐの。」

とーやま「元校長の、とーやま"委員"ね!教育委員会で今とーやま委員としてやってますけど……一郎先生、やっぱ「ショック!」のときの左肩が本当全然上がってなくて。」

山口「いや、もう上がらないもん。」

とーやま「え?それは四十肩とかそういうことで?」

山口「そういうこと、そういうこと。」

とーやま「そういうことなの、それ(笑)。肩上げるのもつらい?」

山口「いや、もうきてるよ。くるよ。」

とーやま「身体?」

山口「くる、くる、くる!」

とーやま「一郎先生……チャオ!」

山口「……あのね、俺、今日と、」

とーやま「いやいや、なんで(チャオって)言ってくんないの?」

山口「今日と次(の授業)でもう終わりなわけ。」

とーやま「(笑)」

山口「11年半終わるわけ。」

とーやま「こんなことに時間を費やしている場合じゃない?(笑)」

山口「今日と次回で終わるわけ、サカナLOCKS!が。だから、悲しいの僕は。」

とーやま「はい。」

山口「この悲しい気持ちを、その経験があるあなたに、いろいろ聞きたいのよ。」

とーやま「僕も10年間ね、月、火、水、木、金と校長先生でいたんで、もしかしたら気持ち重なるところとかもあるんじゃないかとめちゃくちゃ思う。」

山口「聞きたい、聞きたい。ということで今日はよろしくお願いします。」

とーやま「お願いします!」

SCHOOL OF LOCK!



山口「サカナLOCKS!も11年半を経て、辞めることになりました。

とーやま「長いなー。2012年、4月から?」

山口「2012だね。」

とーやま「僕は当然もう校長先生でいて、吉田教頭が多分入ってきたタイミングと同じっすよね。それはすごい覚えてる。」

山口「そっかそっか。だから東京で培ってきた自分の一番大事な時期を全部サカナLOCKS!でさらけ出してきたって気がする。」

とーやま「うん。何歳のときに始めてるってことですか?」

山口「32……?31か32。」

とーやま「サカナクションとしても、大きくなってる瞬間とかってことっすか?」

山口「バッハ(「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」)ぐらいじゃない?「ミュージック」前。」

とーやま「そうか。そういう時期に始まってるサカナLOCKS!。」

山口「そうなのよ。それが終わるから、結構ロスがあるだろうなと思って。」

SCHOOL OF LOCK!



とーやま「1個聞いていいすか?」

山口「はい。」

とーやま「本当もうあと数回で終わっちゃうわけじゃないすか。想定するのはどんな感情なんすか?10月サカナLOCKS!が終わってからの一郎先生。」

山口「いや、それも……分かんないんだよね。なんでかっていうと、今、半分療養中なのよ。だからそれが最前線に自分の心に常にあるから、このサカナLOCKS!がなくなった喪失感でどういうバランスになるのかっていうのが不安なんだよね。結構落ち込む?やっぱり。」

とーやま「サカナLOCKS!は自分で辞めるって決めたわけっすよね?」

山口「自分で決めた。」

とーやま「理由も聞きましたけど、サカナLOCKS!言ってたやつ。僕はね、一郎先生と一緒で、SCHOOL OF LOCK!のとーやま校長10年間は自分で退任するって決めたんすよ。だから、そこに関してはマジでやりきった、僕は。もう、あの10年間ほど誇れるものは今でもないと思ってるし。絶対に誰にも……校長だったら、俺が一番だって思えたものなんですよ。」

とーやま「あともう1個、僕が退任したタイミングでコロナが始まったんです。退任してちょっとしてから緊急事態宣言が出されて。だから、結構それどころじゃなくなった感じもあって。だからそこまではなかったかもしんない、喪失感っていうのは。」

SCHOOL OF LOCK!


山口「聞けた?ラジオ。」

とーやま「聞いた。次の日もちゃんと聞いた。別に涙が……あ、でも涙出たわ!思い出した!あ、やっぱ悲しんでたかもしんない、やっぱり(笑)。」

山口「 (笑)。今までの話何だったの?」

とーやま「長々と(笑)。」

山口「言ってんじゃん、さっきからさあ!なんかさあ、気持ちよくずっとくっちゃべってっけどさあ!」

とーやま「言い方よくないよ(笑)。」

山口「サカナLOCKS!のあと2回あるうちの何分かなわけ、ここ!」

とーやま「これは……とても反省します(笑)。俺の勝手なダラダラした1人喋り(笑)。」

山口「何だったの(笑)。」

とーやま「確かに(笑)、思い出した。あ、さかた校長、こもり教頭の2人で新しいSCHOOL OF LOCK!が生徒のみんなと始まっていくんだなっていうのと。最初こういう入りでいくんだとか、こういう感じで行くんだってなったんだけど、当時まだね、冒頭「起立、礼、叫べ!」っていう挨拶があって。さかた、こもりでそれやって、「起立、礼、叫べ!」で、(ジングルが)SCHOOL OF LOCK! つって、1曲目かかった瞬間、そうだ涙出たわ。完全に自分からもう離れたんだなっていうのがあったから。だから一郎先生ももしかして……聞く?」

山口「いや、聞かないかな。……聞かないわ。」

とーやま「どういう気持ちで聞かないってなるの、それは。」

山口「その……なんていうんかな……自分は自分の授業……として誇りを持ってやってきたわけよ、サカナLOCKS!って、特に自分の曲の宣伝することもなく、プロモーションとしてっていうよりかは、本当に"音学の授業"としていろんな取り組みを実験的にやってきた番組だったから。」

とーやま「めちゃくちゃ感じてます、今でもそれは。」

山口「だからなんかこう誇りを持ってるのよ……自信があるわけ。ただ、自分でサカナLOCKS!辞めるって言ったのってこう、ある種……負けなんだよね。」

とーやま「負け?」

山口「そう。諦めたのよ、どこか。SCHOOL OF LOCK!の中のサカナLOCKS!でやりたいことを伝えることに限界がきたなと思ったの。」

とーやま「それは前言ってた年齢の問題とかもあるんですか。」

山口「そういうことじゃなくて……もちろん年齢の問題もあるけど、使ってるツールが違いすぎるじゃん、我々の世代とさあ。感じてきてることも違うしさ。だからその差を本気で分かりにいかないと、代弁できないじゃん。年が離れれば離れるほど感覚が分かんないからさ。10代に向けてとか、20代に向けて自分が話していても、ただの説教になるなと思ってさ。」

とーやま「うーん。」

山口「だからその埋める作業みたいなこともちゃんとやらなきゃいけないなと思ったときに、ちょっとサカナLOCKS!だと限界だから、何か新しいことを自分たちで見つけてやろうよっていうのが今のスタンスなんだよね。だからなんか……どっちかっていうとやりきれなかったから悔しいっていうかさ。」

とーやま「えーっ、そんな気持ちもあるんですね。」

山口「他の授業とかも聞くと、難しく考えてやりすぎたのかなとか思うけど、サカナLOCKS!を。俺は、もっとSCHOOL OF LOCK!っていう枠組みの中の軸を任されてるって気持ちだから。それこそタクシーの運ちゃんとか、毎日働いてるところでFMが流れてる人とかが、なんか面白いと思ってもらえることをやりたいと思ってたからさ。だからなんか……どちらかというと負け気分だから。」

SCHOOL OF LOCK!


とーやま「でもそこが負けって……負けじゃないんじゃないかな。」

山口「いや、負けではないよ。負けではないんだけど……ここでやりきれれば何の問題もなかったのにっていう、悔しさはあるよね。だって俺、もう校長やりたいぐらいだもん。」

とーやま「……はい?」

山口「………」

とーやま「え?え?」

山口「俺のSCHOOL OF LOCK!に対する愛からすると、校長をやるべきだと思ってるから。」

とーやま「……べき?月火水木金いるってこと?」

山口「そうそう。」

とーやま「そうそうって。サカナクションの活動もあったりとか、ツアーもあるしとか。」

山口「だから、そうなるじゃん。そうなんのよ、だから。」

とーやま「いやいや、それはそうなるでしょ!(笑)全員。山上さんはじめ、全員!そりゃちょっと月金で取られるのはね……って。」

山口「だから無理でしょ?」

とーやま「無理。」

山口「無理だから、SCHOOL OF LOCK!の中にサカナLOCKS!っていう風に在籍している意味がないなと思ったんだよ。」

とーやま「んー……!」

山口「俺ここまで講師やったら、校長目指したくなるじゃん。」

とーやま「 (笑)。俺ね、いろんな講師と付き合ったっすけど、そうやって言ってる人初めてなんで、他ではなかったかもしれない。」

山口「いや、こちとら本気で11年半やってきたわけだからさ。だからやっぱり、ここの範囲でできなくなったって自分が感じちゃったら、もう次行くしかないよねっていう、ことかな。」


とーやま「僕はね、SCHOOL OF LOCK!の本体は離れて3年半くらいですけど、聞くことありますよ。車運転している時とか。でね、一郎先生はまさに今おっしゃったように、初代のやましげ校長、やしろ教頭の時からゲストで来られたりもしてるでしょ。それで、比べるのはどうかと思うが、でもいろんなLOCKS!とか授業がある中で、あの時のSCHOOL OF LOCK!……それは生徒のみんなもだし、職員のみんなもどこか頭の中にあるわけですよ。やましげ、やしろ時代だったり、とーやま・やしろ時代もそうかもしれないけど。それがちゃんと受け継がれている時間だなっていうのは聴くたびにマジで思っていたんですよ、このサカナLOCKS!っていうもの。だから自分が離れたとしても、サカナLOCKS!があることで、例えば昔から聴いている生徒のみんなも、一郎先生の声を聞いたら安心するだろうし。まだいてくれるんだーとか。あとは……言葉にするのは難しい抽象的な話だけどね。SCHOOL OF LOCK!というものはこういう空気だよなとか、それを一郎先生がもしかしたら自覚的に担っていたとか背負ってくれていたんだろうなと思うと、なくなってしまうのは僕だけじゃなくてみんなもね……引き止めるわけじゃないけどね、決めたことだから。やっぱ寂しいし、不安もちょっとあるかなっていうのは正直思うね。」

SCHOOL OF LOCK!


山口「でもやっぱりね、若い世代っていうか同じ生活を営んでいる年代……近い年代で作っていかないと何かちょっと違ってくるよね。分かんないもんね、聞いてる人の生活とかがさ。」

とーやま「うーん。感じてたんですか?」

山口「感じてる、感じてる。俺だから、ラジオって……ある種コロナのときからもそうだけど、すごい大切なツールになるって思ってたわけ。自分にとってもさ、ラジオですごい大切なものだったし、それと同じように音楽も自分の中にあるけど。なんかこう音楽とかラジオとかが救ってきた人たちってめちゃくちゃたくさんいるわけじゃん、今まで。でもさ、インターネットが出てきてさ、音楽とかラジオが作ってきた層がさ、全部やっぱりインターネットに……あの旭川の事件知ってる?いじめられて亡くなった女の子。」

とーやま「はい、知ってます。」

山口「あの事件知った時にさ、YouTubeの生配信者に対して自分の相談したりとか、自分の趣味だった絵を見せたりとかして頼ってたんだよね。でも本来そういう子たちを助けてきたのってさ、音楽だったりラジオだったりしてたじゃん。でもそれが完全にインターネット上の生配信に切り替わっちゃったんだなと思って。そういう風に本当に究極に苦しかった人たちとかが、何の気なしに支えてもらえてたものが、よりリアルなものに変化していったと思ったんだよね。そうなってくるとさ、俺たちが思ってる心象風景とさ、今の子たちのと違いすぎるじゃん。そういう人たちに何か発信するときに、ちょっとなんか……ただ単にお説教みたくなっちゃうと思うんだよね。だから本当に自分がそこの世界観というか、その世代がツールとしてるものだったり感じてるものを知るには、そこに入らないといけない。本当の意味で。」

SCHOOL OF LOCK!



とーやま「今思ったこと言っていいすか?」

山口「うん。」

とーやま「まず、これ聞いてる生徒のみんなはね、え、私たちとか僕たちが聞いてるこのラジオをそこまで考えて喋ってくれてるんだっていうことにめちゃくちゃ嬉しく思ってる人がいっぱいいるんじゃないかなって、まず聞きながら思ったんすよ。そこまで思いながらやってる人他にあんまいないだろうなって思うし。」

山口「多分気持ち悪いよね、ちょっとね(笑)。」

とーやま「こんなに?(笑)」

山口「熱くなっちゃってんだもん、だって(笑)」

とーやま「いやいや、最高でしょ!」

山口「熱くなっちゃってんだよ?」

とーやま「でも、それをかっこつけて隠すこともできるし、だけどそうはしないわけでしょ、一郎先生は。」

山口「うーん……まあ……」

とーやま「……楽しかったすか?」

山口「楽しかったよ。楽しかったし、なんかやっぱり、これチームだよね。」

とーやま「本当にその通りだと思う。」

山口「だから僕、カヲル先生、ヘルツ先生、デミちゃんのチームじゃなかったら、こんなに続かなかったと思う。その……どうやったら音楽のこと伝わるんだろうとかさ、そのためにどうしたらいいのかっていうのが最初にあるっていうかさ。だから明快っていうか、探らなくていいっていう。」

とーやま「あー……それほど……まで一郎先生が思ってるサカナLOCKS!がこの11年半で終わった10月から、俺ちょっとマジで心配になってきたな本当に。」

山口「SCHOOL OF LOCK!が?」

とーやま「いやいや、一郎先生が。」

山口「なんで?」

とーやま「そんな場をなくすって……自分で卒業するって決めたわけだけど、なくなっちゃうことに対して。」

山口「そうね、までも今は体調との闘いがあるからね。そっちの気持ちがまず最前線にあって、そこからSCHOOL OF LOCK!から自分たちがいなくなったことに気づいていくんじゃないかなって気はするけどね。」

とーやま「うん。」

山口「いろいろ発明したし、いろんなコーナーを。」

とーやま「生徒交えての大会とかね。」

山口「そう。あと音楽のことを分かるようにいろいろやってきたし。」

とーやま「プロモーターさん招いてとか、ね。」

山口「そうそう。だからもうやることはやったと思う。だからそのSCHOOL OF LOCK!のイズムをちゃんと拡張していけたらなと、いう風には思ってるけどね。次来る講師がどういうタイプかとか分かんないけど、SCHOOL OF LOCK!の、なんかそのイズムをちゃんと……残してほしいなとは思う。」

とーやま「うん。そうっすね。」

SCHOOL OF LOCK!



山口「あのさ、なんかさ……その生放送慣れしてる間がすごい嫌なんだよな、俺(笑)。」

とーやま「……え?」

山口「(爆笑)話してるときにさ、生放送の間で話してくるときあるじゃん。」

とーやま「ちょ、ちょ……まず生放送の間がよく分からないす、どゆこと?」

山口「ヘルツ先生が音楽をかけるのか、止めるのか……みたいな、その差し引きを収録でやられると、俺ちょっとなんか……(笑)」

とーやま「喋りづらい?」

山口「喋りづらいんだけど(爆笑)。」

とーやま「ちょっと待ってよ(爆笑)。」

山口「もうなんか生放送癖ついてるよ。」

とーやま「はははは!(笑)ついてる?」

山口「ついてる。収録なのに、その生癖出てるって。」

とーやま「生癖ってやめてもらっていいすか、その4文字(笑)。なんかすごい胸痛いわ、それは(笑)。」

山口「間が全部そうだもん。」

とーやま「あー、いや、真剣に聞いてるってことよ?」

山口「( 食い気味に)分かる、分かる。」

とーやま「本当何回も言うけど、そんなにこの番組のことを思ってるんだっていう。」

山口「そうよ。めちゃ思ってるよ。」

とーやま「そこのリスペクトも改めて僕は生まれている。」

山口「でもね、収録なのに生の間を……」

とーやま「いや、もういいそれ!」

山口「それ気をつけた方がいいよ、本当に。」

とーやま「今後何かトラウマ級に残るかもしんない、その言葉。ちょっと改めます。」

山口「うん。いつ聞いてもSCHOOL OF LOCK!になってると思う。」

とーやま「……でもそうなんだよなー。そこが課題、自分の人生の。これ以上のものに出会わないといけないなっていう。」

山口「あー。」

とーやま「そう。」


山口「ラジオって今いくつくらいやってんすか?」

とーやま「えーっとね、4つぐらいやってて……でも『SCHOOL OF LOCK! 教育委員会』が終わるんで、急に。」

山口「あら。」

とーやま「終わりですってなっちゃって。」

山口「寂しいんだ?」

とーやま「寂しいし、おいって思ってます。」

山口「怒ってる?ははは(笑)。」

とーやま「ははは(笑)。は?って思ってます、正直。」

山口「しょうがない、需要がなくなったんじゃない?」

とーやま「いや、だからそういう風に自分でも思い始めちゃって。ラジオ局の人はそうじゃないって言ってくれはしますが。でも、あれ?もう求められてないゾーンに入ってんのかな……とかっていうのもすごく思い始めて。」

山口「収録なのに生の間を取るのを直さないと。」

とーやま「やってたからかー(笑)、ああ。なんか積み重ねていきます、僕は僕で。」

SCHOOL OF LOCK!



山口「……こんな感じでいいのかな。」

とーやま「大丈夫だったのかなー……」

山口「どんどん変わってくね、SCHOOL OF LOCK!。」

とーやま「そうね。でもそういうものでしょう。」

山口「そうですね。ちょっとでもSCHOOL OF LOCK!の歴史に関われたんであれば、よかったかなと、ありがたかったかなと思ってます。とーやま委員はこのあと11時からも、『SCHOOL OF LOCK!教育委員会』にも登場すると。……しぶといですねー(笑)」

とーやま「しぶとい……(笑)。でも同じタイミングで巣立っていくんで。」

山口「そっか。ラッキー、ラッキー。」

とーやま「……ラッキー?(笑)」

山口「次回、サカナLOCKS!最終回です!ということで今回の授業はここまで。サカナクション山口一郎と、」

とーやま「とーやま委員でした。」


次回、9月29日がサカナLOCKS!最後の授業です。
生徒の皆さん、ぜひ最後まで出席してください。



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