聴取期限 2023年7月21日(金)PM 10:00まで
音を学ぶ"音学"の授業、サカナLOCKS!。
今回の授業テーマは「ドライブソング」です。先日、免許を取得したという、こもり校長に向けて、そして車に乗るチャンスのある生徒に向けて、山口一郎先生がドライブソングにまつわるエピソードや、おすすめのドライブソングを紹介していきます。
山口「はい、授業始めますから席に着いてください。Twitterを開いてる生徒は、Twitterを一度閉じなさい。Instagramを開いている人は、サカナLOCKS!のインスタアカウント(@sakanalocks_official)をフォローしなさい。授業が始まりますよ。」
「今回のサカナLOCKS!ですが、"こもり校長、免許取得記念!"ドライブソングの授業をお届けしたいと思います。生放送授業でも話題になっていましたけど、こもり校長がようやく普通自動車免許を取得したと。ということで今夜は、こもり校長、そして車に乗るチャンスのある生徒に向けて、おすすめのドライブソングを紹介していきたいと思います。」
「そもそも先生は、車が好きですね。車が好きで、車によく乗ってるんですけど、車についてるスピーカー性能みたいなものに非常にこだわっていた時期がありまして。いろんな車を試乗したことがあります。先生が現段階で一番音響がいいと思った車を紹介すると、レクサス(LEXUS)のLXという車があるんですけど、それのマークレビンソン(Mark Levinson)というスピーカーが付いている車。これがどの車のスピーカーよりも一番素晴らしかったです。レンジが広い、しかも低音で車のドアとか窓とかがビリビリになったりしないっていう。遮音性もすごい。そこでレクサスのLXがすごいなと思ったことはありますね。僕は古い車も好きなので、古い車のスピーカーを取り替えたりとかもしてましたね。」
「やっぱ車に乗る時には音楽を聴きたくなるもので、いろんな音楽を聴いたり、私も北海道出身で、モラトリアム時代に車で北海道1周したり、旅をしたりしてましたけども。そういうときに聴いていた曲も、その時のことを思い出したりしますから。音楽と記憶っていうのは非常に結びついているので、ドライブをした時の音楽っていうものは、その時の自分の思い出になったりもするし。ミュージシャンとして、車の中でリファレンスとして聴いてみたりすることもありましたね。なので、車とミュージシャンというのは非常に結びつきが深いのかなと思っております。売れ出したらこの車通るよねっていうミュージシャンあるあるもありますからね。芸能人がこんな車乗ってます、みたいな週刊誌の記事がたまにあるんです。先生それ載ったことあるから(笑)。だから、こもり校長も多分そういう風に追いかけられることになると思う。」
「まず、こもり校長は免許とりたてで、ペーパードライバーってことでね。運転に集中しなきゃいけないっていうのもあると思うんですけども。そんな中でドライブソング1曲目はこちら。ユーミン(荒井由美)さんで、「中央フリーウェイ」。これは定番の曲ですね。」
「こちらの曲はユーミンさんの有名な曲なんですけど、とある高速道路を走ってるときの歌詞があるんですね。実際にその道路を通りながらこの音楽を聴くっていうのは、ミュージシャンとしてひとつの登竜門ですから(笑)。実践していただきたいなと。それをすることで、自分もそういう世界にいるんだなって実感が湧いてほしい。そういう部分でおすすめになっております。」
「続いて2曲目のドライブソングはこちら。クラフトワーク(Kraftwerk)で「ツール・ド・フランス(Tour de France)」ですね。」
「これ自転車に乗る曲なんだけどね(笑)。ツール・ド・フランスだから、自転車の曲なんだけども。なんかドライブにいいんですよ、そのスピード感とテンポ感がね。なので是非「ツール・ド・フランス」を聴きながら、こもり校長にドライブしてほしい。聞こえてくるよ……こもり校長が運転してる車から「ツール・ド・フランス」が。おしゃれだな……おしゃれな人だなって思う。「ツール・ド・フランス」が爆音で聞こえてくる車。「アウトバーン(Autobahn)※」じゃないんだな、「ツール・ド・フランス」なんだなっていう。そこがポイント高いからね。」
(※Kraftwerkの代表曲のひとつ、ドイツの高速道路をテーマにした楽曲)
「原宿で歩いてて、誰だろう…って。「ツール・ド・フランス」が爆音が流れてくる車が走ってきて……あ!GENERATIONSの小森くんじゃない?!「ツール・ド・フランス」を爆音で聴いてるなんてポイント高い!ってなるから(笑)。ポイント高いなー。普段やっぱそういうの聴くんだって。その辺がポイント高いですからね。そういう部分でおすすめしておきたいなと。」
「あと、こもり校長に走ってほしいドライブコースみたいなのはね……やっぱりあれじゃないかな。外苑前、表参道をウロウロするっていうね(笑)。外苑前、表参道辺りをぐるぐる回ったりする感じ。明治神宮のところでUターンして、明治神宮のところから竹下通りの方まで抜けて、ぐるっとまた外苑前から戻ってきて表参道に入ってくる。246抜けてね(笑)。何かしらぐるぐるしてる車いるなー……みたいなことをやってくれると、気づいてくれる人いるから(笑)。そういうタフネスさもこもり校長には持ってもらいたいなと思うね。」
「こもり校長、どんな車に乗るのかなー……そこもいろいろ。GENERATIONSの小森がどんな車に乗ってるのって調べたくなる人が出てきますからね。生徒にオープンカーが似合うって言われてたみたいですけど、僕はね……オープンカーに乗るんだ……みたいになっちゃうと思いますけどね、見たら。旧車に乗ってほしいよね。古い車に乗ってほしいな。古い車がいいんじゃないかなと思うけどなー。そこでなんかギラついた車に乗られるとね……日本の旧車とか乗ってほしいね。そういう系なんだ……!みたいな。そういう期待しちゃいますね。もし相談があれば、いつでもメールで相談のりますんで(笑)。車に関してはいろいろと言いたいことがあるでしょうからね。悩みがあるようでしたら相談に乗りますんでね。いつでも連絡いただけたらと思います。」
「生徒諸君も、今は若者が車に乗らない時代って言われてますもんね。規制が緩和されたから電動キックボードに乗るみたいな。移動手段も車じゃなくなってきたりしているところもあるから。車にどういう価値を求めるのかっていうのも時代によって違ってきてると思うんですけど。でもやっぱり車に将来乗る人もたくさんいると思うんでね。音楽好きな生徒は、車の性能だけじゃなく、スピーカーとかで車を選んでみたりする、そのためだけに試乗するってのもありかもしれないですね。」
「先生たちの時代は、MDとかカセットテープで自分の車で運転する用に作って、それをかけながらドライブしたりとかしてましたしね。先生は、車の中で歌の練習をするのが日課になってましたね、移動中。ボーカルトレーニング。運転しながら歌うって危ないかもしれないけどね。車の中の時間って1人の時間だから考え事もするし、そういう意味でも音楽と仲良くなれる空間ではありますんで。将来車を手に入れたり、今悩んでいる生徒は参考にしてみてください。」
「こもり校長も、車運転するようになると何か変わるかもしれないね。気持ちがちょっと違うからね。車のある人生って意外といいかもしれないですよ。」
聴取期限 2023年7月21日(金)PM 10:00 まで