聴取期限 2022年7月15日(金)PM 10:00まで
音を学ぶ "音学" の授業、サカナLOCKS!。
お休み中の山口一郎先生に代わって、今週からこのクラスの副担任、サカナクションのドラム:江島啓一先生が授業を担当していきます。
江島「はい、授業を始めますから席に着いてください。Twitterを開いている生徒はTwitterを一度閉じなさい。Instagramを開いている人は、サカナLOCKS!のインスタアカウント(@sakanalocks_official)をフォローしなさい。授業が始まりますよ。サカナクションのドラム、江島啓一です。」
江島「ご存知の方もいらっしゃると思いますが、いつもこの時間の授業を担当しているサカナクションの山口一郎先生が、体調不良のため一定期間の休養をいただくことになりました。少なくとも7月いっぱいはお休みさせていただこうかなと思っているところです。ということで、今月は副担任'sの江島啓一がこの授業を担当させていただきます。」
職員(カヲル先生)「よろしくお願いします。」
江島「よろしくお願いします。」
職員「一郎先生は今どんな感じなんですか?」
江島「家でずっと休んでいるっていう噂を聞いております。」
職員「噂なの (笑) とにかく休んでくれと。」
江島「そうですね。いろいろ重なったんだろうなっていう……もともと、コロナがちょっと落ち着いてライブ活動が再開できるぞっていう頃くらいから、常にどこか痛いって。」
職員「言ってたね。」
江島「それが積み重なって積み重なって。」
職員「本人は、コロナ禍で頑張りすぎちゃった燃え尽き症候群かなってツイートしていましたよね。」
江島「言ってました。ちょっと調べたんですけど、燃え尽き症候群ってちゃんとした病名らしいですね。」
職員「とにかく今は休んで。」
江島「そうですね。中途半端に休んで、ぎりぎり大丈夫くらいで復帰してまた悪くなるくらいだったら、ちゃんと治してほしいなっていうのが僕の個人的な気持ちです。まだまだ一緒にやりたいことあるんで、しっかり治してもらいたいなって。」
職員「うん。痔もね。」
江島「そうですね(笑)。痔の具合は……ちょっと僕、一郎先生の肛門事情にあんまり詳しくなくて、どのくらい悪いのかちょっと分かんないんですけど(笑)。」
職員「そこも直してもらって。ということで、しばらく江島先生に授業を担当していただきますのでよろしくお願いします。」
江島「よろしくお願いします。」
職員「ところで、江島先生。」
江島「はい。」
職員「なんと、今日(7月8日)誕生日らしいじゃないですか!どうですか、抱負。この1年の。」
江島「抱負は……やっぱり"健康"です。健康が一番ですね。」
職員「あれ?もう40代バンドですか?」
江島「ひとりだけまだ30代がいます。」
職員「もう、40代以降の目標は、ずっと"健康"。」
江島「昔、20代の頃、40代以上のおじさんたちが、会えば必ず健康の話をしているのはなんでだろうって思っていたんですよ。今……そうなってます(笑)。」
職員「ははは(笑)。おめでとうございます。」
江島「一番の関心は健康になってますね。体を動かすのとかちゃんと積極的にやらないとだめだなって思い始めました。」
職員「ドラムと筋肉とか、ドラムと体力とかどうしているんですか。」
江島「ツアー前は意識的にやります。ちょっと走ったりジム行ったり。コロナ禍で行っていたジムが閉鎖しちゃって。だから今、体の調子が下降気味なんですよ。」
職員「なるほどね。健康で過ごしてください。」
江島「はい。健康で過ごしたいと思います。ということで、しばらくは副担任'sのサカナLOCKS!にお付き合いください。」
江島「さて、まずはお知らせがあります。サカナクションの山口一郎先生の休養に伴い、現在予定されているUnderworldとサカナクションのツーマンライブ、全国ツアー『SAKANAQUARIUM アダプト NAKED』の愛知、東京、石川公演は公演延期とさせていただきます。延期公演の日程や、希望者のチケット払い戻し方法につきましては、準備が整い次第詳細を発表させていただきます。延期日程に関しては現在調整中なんですが、残念ながら調整がつかずに中止と判断せざるを得ない場合もあるかもしれません。次のお知らせを今しばらくお待ちください。」
「Underworldとのライブは、予定通りやるとしたら昨日と一昨日の2日間だったんですよね。前回、僕が授業をさせていただいた時にもちょっと話したと思うんですけど([2022年5月20日の授業] )、Underworldはもともと好きなアーティストで、僕らのツアースタッフとも関わりが多くて。PAのサニーさん(佐々木幸生さん)って、RAINBOW 2000の出演者として参加しているんですけど、そのヘッドライナーとしてUnderworldが出演していたと。共演しているんです、PAのサニーさん。あと、サカナクションが『NF』っていうイベントをさせてもらったりしている、LUQUIDROOMっていうライブハウスが恵比寿にあるんですけど、恵比寿の前は新宿にあったんですよね。その新宿LUQUIDROOMの柿落としバンドがUnderworldだったと。だから、LUQUIDROOMのスタッフの人たちは、Underworldと同期みたいな気持ちで接していたりするんですよね。今回のライブは同世代の人も上の世代の人もみんな楽しみにしてくれていたので、僕自身も、Underworldにちょっと一泡吹かせてやるぞみたいな気合いが入っていたんですけど。体調不良ということで、あまり無理しない方がいいかなと思いまして、延期とさせていただきました。」
「ツアーの方は、大阪、京都の公演に続いて、愛知、東京、石川公演も延期になってしまったことは大変申し訳ないなと思っております。この5ヶ所10公演が延期になってしまったことは、バンド全体の責任だと思っています。チケットを買ってくれた人たちがいるわけじゃないですか。僕たちはこの日にライブをやるから、観に来てくださいって。チケットを買ってくれた人は、ちゃんとお金を払って観に来ますっていう……なんというか、約束をしたわけですよね。その約束を果たせなかったっていうのは、ものすごく申し訳ないことだなと思っております。楽しみにしていただいていた方々には大変申し訳ないなと思っています。本当なら、メンバー全員で謝る機会があったらいいなと思うんですけど、こういう機会をいただいたので、先に言わせていただきます。本当に申し訳ございませんでした。」
「そして、もうひとつお知らせがあります。2022年5月7日から5月9日の3日間に渡って行われたサカナクションのデビュー15周年記念スタジオセッション『15.0』は、予約件数が15000枚に発売が正式決定するという形で、Blu-ray盤の予約受付を行っておりました。この件に関しては、15000枚には……達していません。あの……惜しくもない(笑)。ぶっちゃけ言うと、もうちょっとでもない。全然達してません(笑)。ただ、これに関してはちょっと言い訳させてもらいたいところがありまして……プロモーション活動を全くできていないんですよ。こんな良い映像になったよっていうことを何ひとつ告知できないまま、今日までの予約が終了してしまって。目標枚数に達しなかったことに関しては、まあそうですよねっていうところがあるんですよ。」
「ただ、現時点で15000枚には達していないんですが、レコード会社の人と話しまして、ぎりぎり赤字ではない枚数まではきているらしいと(笑)。とんとんだと。とんとんだから、ビジネス的には売っても売らなくてもビクターはあまり変わらないと。で、どうするかって話になった時に、予約してくれた人は待っていると。待っているなら、出しましょうというスタッフとメンバーの結論に達しまして、この度予約件数15000枚には到達しませんでしたが、Blu-rayを発売することが決まりました!ありがとうございます!今ご予約されている方は楽しみに待っていただけたらと思っています。今絶賛そちらの作業も進めている最中ですので。なるはやで完成させますので、楽しみにしていてください。」
デビュー15周年記念
— サカナクション (@sakanaction) July 6, 2022
「15.0」STUDIO SESSION
予約受付中のLIVE BD盤は、残念ながら現時点で目標枚数には達していませんが、商品化を楽しみにご予約していただいたお客様が多数いらっしゃることから、メンバー・スタッフで協議の上、ご予約件数に関わらず、製造・販売させていただくことになりました。
「さて、ここからは [サカナLOCKS掲示板] に届いた書き込みを紹介していきましょう。皆さん一郎先生のことをとにかく心配してくれてるんですよ。本当にあったかいなと思います。」
★一郎先生!
今はしっかり休んでください。
やりたくてもいつもは忙しくてできないことにチャレンジしちゃいましょ!
そして、思いっきり休息をとった後は、また一緒に踊りましょう!
ここで待っています!
女性/16歳/神奈川県
「いやー……こういうメッセージをいただけると、ちょっと言葉に詰まりますね……。カツ丼クリームチーズさんが待っていてくれているのを、僕たちも期待を裏切らないように再出発しますので、楽しみに待っていてもらえたらと思います。本当に、一郎先生には休んでほしいです。僕も。」
★しっかり休んでください。
一郎先生。夏休みだと思ってしっかり休んでくださいね。
美味しいものでも食べて非日常を味わってください。こっちは大丈夫ですよ!
男性/14歳/福島県
「心強い。こんな言葉もらったら……大丈夫な気がしてきた。本当に元気が出ますね。僕そんなに授業でないじゃないですか……こんなに嬉しいもんなんですね、こういうメッセージって。クセになりますね(笑)。14歳の男の子からこっちは大丈夫だって言われたら、なんかもう……胸熱すぎて、今日寝れないかもしれないです。でも、僕らとしても一郎先生を同じ気持ちで待ってるんですよ。こっちは大丈夫だって。一郎がいない間も、例えば曲を作ったり、Blu-rayの作業をしたり、こっちは任せろよって気持ちなんですよ。だから、パンダ自衛官さんや、カツ丼クリームチーズさんと同じ気持ちで一郎先生を待ってる。そこは同士なんで。一緒に待ちましょう。」
「ただひとつ、僕が気をつけているのは、一郎先生ってああいう性格じゃないですか。だから、ちょっと良くなったら再開するぞって言い始めると思うんですよ。僕、今回はそれを完全に阻止しようかなって思っていて。いろんな人に迷惑かけちゃうかなって思うんですけど、今後長いスパンでちゃんと治してほしい。あと、僕からはプレッシャーになるような発言はしたくないなって思っていて。彼の性格上、責任感が先走りして体がついてこないっていうことがずっと続いていたので。待ってるよとすら、僕個人的には一郎に言いたくないなって最近思うんですよね。でも、みんなからのあったかいメッセージは絶対力になると思うので、是非、Twitterからでも良いですし、たくさんよろしくお願いします。」
「副担任の江島先生、今月一ヶ月やりますから、どしどしこういうメッセージ送ってきてほしいです!クセになっちゃいそうです、本当に。僕宛にもお待ちしてます(笑)。」
そろそろ今回の授業も終了の時間になりました。
「今回は、休養中の山口一郎先生に代わって副担任の江島啓一が授業をお届けしました。とりあえず、今月一ヶ月はやらせてもらうことになったんですよ。全4回。至らない点も多々あると思いますけど、4週楽しく皆さんと過ごしていけたらと思っているので、よろしくお願いします。あの……(大きな声で)よろしくお願いしまーす!職員の方も、よろしくお願いしまーす!……ふふふ(笑)。」
江島先生や一郎先生へのメッセージ、サカナクション先生へのメッセージは、[サカナLOCKS!掲示板] に書き込むか [メール] で送ってください!
聴取期限 2022年7月15日(金)PM 10:00 まで